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第2話です!第1話から見て貰った方が内容分かりやすいと思います🙆🏻♀️
彼を店に連れ込む事に成功した俺はまず名前を聞くことにした。
「俺佐野勇斗。君は?」
「あっ、吉田仁人です。」
仁人くんか、うん、可愛い。と言うかまずは料理を提供しないと。お疲れレベルじゃなさそうな彼が限界を迎えてしまう
「仁人くん何食べる?はい、これメニュー」
「ありがとうございます。あの、本当に良いんですか?俺金持ってないのに、」
何言ってんだ可愛いから良いんだよと言おうとしたが引っ込めた。
「良いの良いの。さっ選んで?食材は一通り残ってるからなんでも大丈夫。沢山食べな」
仁人くんは目を輝かせている。人間ってこんな目きゅるきゅるするんだ、プリクラみたい。
「あの、これいいですか、?」
「いいよ…ってえ、?パフェ!?!」
彼お腹空いてるんじゃないのか?そんなんで満たされるのか?
「えっいいの?パフェだよ?ハンバーグとかあるのに?」
「はい、俺桃大好きで…こういう疲れた時の桃が1番美味しいんです」
ときゅるきゅる上目遣いで微笑んでいた。やばいマジで、俺仁人くんの事好きなのかな。うん、好きだな。大好きだわ。偶然声をかけた彼にもう恋心を抱いている自分が正直気持ち悪いがこの気持ちは抑えられない。しかしその気持ちが仁人くんにバレたら引かれるだろうから普段通りにする。
「桃好きなんだね。わかったすぐ作るよ」
「…!ありがとうございます!!」
パフェの用意に桃シャーベットやソースを付ける。その一連の作業を見ている仁人くん、めちゃくちゃ可愛い。俺が手を動かす度に目線を動かして見ている。こんなあざとい事他の人にもしてるのかな。そう思うと少し嫉妬する
「どうぞ。無理せず食べてね。」
いつもより気合いの入れた桃パフェを作る。久しぶりに作るから少し心配だったが、彼の為ならと思うと中々いいものが出来た。
「いただきます。」
俺はカウンターに座る仁人くんの隣に座ってその様子を見る。気に入ってくれるだろうか
「うわっ、美味しい…!!!佐野さん、!美味しいですこれ!!」
口いっぱいに頬張る姿はまるでハムスター、俺の方を見て微笑まないでくれ。マジで心臓抜き取られる。
「…そっか、良かったよ。」
「クリーム甘いですね。これにも桃使ってるんですか?」
「え?あぁ、そうだ…」
仁人くんの方を見て答えようとした時、仁人くんの口元が目に入る。クリームが付いていたのだ。
「ガッ、、、」
俺は思わず机に顔を伏せてしまう
「えっ!?佐野さん!?」
無自覚かよ。やばいだろほんとに
「あの仁人くん、口元。クリーム付いてるよ」
「えっ!?嘘!?すいません…」
相当恥ずかしかったのか耳まで真っ赤になっていた。可愛い、可愛すぎる。もっと知りたい、仁人くんの事。
色々質問攻めした結果、仁人くんの疲れている原因はブラックと呼ばれる会社で働いているらしく、入社早々忙しいらしい。
毎日残業祭りで睡眠時間は長くて2時間、今日は帰るの早い方らしい。これで早い方ならいつもは2、3時に帰るのだろう。こんなに愛おしい彼にそんな事をさせてる社長に苛立つ。
そして食もまともにしておらずこの店に寄ったという事か。奇跡だな。
「その会社辞めるのは難しいの?」
「辞められそうにないですね、入社したばっかですし、」
何とかして彼の疲れを取らせてあげたい。そしてもっと彼との距離を縮めたい。そう思った俺が思いついた案は連絡先を交換すると言うこと
「あのさ仁人くん、連絡先交換しない?」
「え?いいですけどなんで、」
「えっ、?あっ、いやまぁまた店来て欲しいしこうやって仁人くんの相談乗りたいしさ。」
「え?相談乗ってくれるんですか、?」
「勿論だよだから、ね?スマホ出して」
結構無理やりだが仁人くんと連絡先を交換する事に成功した、もう俺は勝ちだ。
「パフェ美味しかったです!本当にありがとうございました。じゃあ、また連絡しますね。」
彼は深くお辞儀をした後暗闇に溶け込んでいった。俺の仁人くんへの愛は止まりそうになさそうだ。
第2話終了です!長くなってしまった…
まだまだお話続くのでお楽しみに💞
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