テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
「今回、事故にあって、それがきっかけになったかも知れない。だけど、俺は必ずいつか琴音に告白するって決めてた。それでもウジウジした情けない思いをなかなか断ち切れなくて。本当に……悪かったな。男の俺がもっとしっかり決断しないとダメだった」
「ううん、そんなことない。私もダメだったから」
「琴音。今までの契約結婚、ここで解消してくれないか?」
「え?」
契約結婚の……解消?
それって……
「契約で結ばれた偽りの夫婦じゃなく、愛で結ばれた本物の夫婦になろう」
「……龍聖……君」
「琴音、俺はあなたを世界一幸せにします。だから、俺の奥さんになって下さい」
「……それは……プロポーズ?」
「ああ、そうだ」
「だったら……」
「だったら?」
「……私を龍聖君の奥さんにして下さい」
ストレートに愛で溢れたプロポーズ、私は1ミリも躊躇せずにOKした。
断るわけない、もう我慢はしない。
契約が終わったらフラれると思っていたのに、こんな幸せな結末、本当に夢じゃないの?
ううん、大丈夫、これは現実だ。
やっと素直になれた2人の笑顔。
何の隠し事もない、最高の笑顔。
そして、私は龍聖君にキスをした。
恥ずかしいとは思わなかった。
だって今この瞬間は、ただ素直に龍聖君に甘えたかったから。
この人と心と心で繋がりたい、そして、体と体も……
熱い想いが私の中に溢れ、龍聖君と「したい」と思った。
どんなに体の相性が良くても、本当の意味では満たされない。それがいつも引っかかっていた。だから今、全てにおいて満たされるように、私は龍聖君と交わりたい、繋がっていたいと思った。
その気持ちがすぐに伝染し、奥のベッドルームに私を導いた龍聖君。
そこで、私達は何度も熱くて深いキスを交わした。
龍聖君のシャツを脱がせ、程よくついた美しい筋肉の線を唇でなぞり、最高に色っぽい裸体に吸い付いた。