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7 - 死者の魂編  平和な世界?

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2024年08月31日

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この世界には能力者と言う概念がある…

それ以外にも、この世界には多種多様の種族が暮らしている…

この世には“差別”と言う言葉が存在しない程の平和な世界である…だが…



ここに1人の少年が居た

彼の名前は殺神(さつじん)と言う

かなり物騒な名をしているが、これでも本人は気に入っているらしい…

そして、1年前に狂神(きょうじん)と言う兄と離ればなれになった…


そんな彼は、今、商店街へ買い物をしに出掛けて居た

カラフルな家の壁にレンガで出来た道、それなりに多い人道を歩く

彼は、人混みを上手に交わしながら通って行った


殺神  「今日は沢山の食材を買って妹と一緒にカレーを作るのだ〜」


彼は鼻歌を歌いながら、ルンルンに買い出しに出かけた

そして、その彼の近くに…


近くのカフェでくつろいで居る…二つの影…


殺神  (それにしても、お兄ちゃん元気にしてるかな?)

殺神  (あの時の僕は8歳、お兄ちゃんは9歳…どちらにせよ…また、会いたいな)


彼には、一つ年上の兄と2歳年上の姉が居るが…

一年前、兄の狂神は姉である狂帝の人格としての主権を失った…

一応、殺神も狂帝の人格の1人だが狂帝の能力で自由に外に出て遊んだり出来る


殺神  「そうだ!今はこんな事考えてる暇無いんだ!急いで買い物しなくちゃ!」


彼は急足で、商店街へと急いだ…



一方…二つの影はと言うと…

??? 「アイツか…」

??? 「そうですわね…」

??? 「アイツには何故か、嫌な予感がする…」








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