TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
シェアするシェアする
報告する

皆さん!こんにちは!

今回は、薬盛られる華太君ですね。はい!


注意

・わなかぶ(和中の兄貴✖️小峠さん)

・小峠さんが和中さんに暴力表現

・存在しない薬が出てくる

・壮絶なキャラ破壊

・壮絶な口調破壊

これでも良い人はお読み下さい!











俺の名前は小峠華太

今からうちの島に粉かけた半グレ共を始末しに行く武闘派極道だ。

小峠「和中の兄貴、ここが奴等のヤサです」

和中「ここか」

今回は和中の兄貴がカチコミに同行した。

俺達は、いつものように半グレ共のヤサにカチコんだ。







ドカ〜ッ!!

俺が扉を蹴破る。

小峠「オラァ“!誰の許可取ってうちの島にいるんじゃぁ!」

和中「南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏」

モブA「誰じゃぁ!?」

モブB「天羽組の和中と小峠だァ!!」

半グレ共が喚く。

その喚く半グレ共を俺達は、いつもの様に散らせていく。

和中「お前ら全員ダルマになっとけぇぇ!」

モブB「ぎゃァァァ」

モブC「ぁ、あァァァ“!クソがァァァ!死ねぇぇ!」

そして、一人の半グレが無鉄砲に銃を撃つ。

小峠「馬鹿が、そんなブレブレの銃弾当たるか」

俺は、銃弾を避けながら、そいつの腹に回る。

小峠「じゃあな」

そしてドスを一気に突き上げた。

モブC「ガァァァ!」

血飛沫をあげ奴は後ろに倒れた。

小峠「ッ!」

その血飛沫が俺の顔につく。

小峠(汚ねぇな)

俺は、それを拭いながら兄貴の方を見た。兄貴は、刀についた血を拭いている。

和中「華太..死体処理は頼むぞ」

小峠「はい、お任せください」

俺は、携帯で舎弟に連絡をする。

小峠「〜〜〜〜〜〜〜〜あぁ、頼む」

いつも通り舎弟に頼み死体処理をする。そういつも通りの筈だった。だが今日の俺は油断していた。

小峠「、ッ?!」

後ろから何かの気配がする。俺は反射的に振り返った。

ヒュッ

その瞬間俺の頬スレスレでナイフが通った。頬から血が垂れてくるのが感じる。

小峠(クソッ!まだ生き残りがいたのか)

だが生き残りと言えば違った。

モブC「は、は、ざま..みや、が..れ」

ナイフを投げつけてきたのは俺がドスで腹を突き刺した奴だった。

モブC「せ、いぜい、苦しめ」

そう言って奴はニヤッと笑い不審な言葉を残し絶命した。

小峠(精々苦しめだと?一体どう言うことだ?まさかナイフに毒でも塗られていたのか?!)

そんな考えが頭をよぎる。

和中「油断大敵」

すると兄貴が言う。

和中「どんな敵だろうと油断をするな..華太」

全くもってその通りだ。

小峠「はい…精進しま、ッ!」

俺がそう言おうとすると

突然頭に強烈な痛みが走る。

小峠「あ“ぁ」

余りの痛さに俺は、思わずその場に座り込んだ。

和中「む..おい華太、どうした!」

小峠「あ、たまが、グゥゥ」

和中「頭か、それ以外に痛むところは?」

小峠「はぁ、ぃ、ない、です..ぅぐ」

遂に俺は倒れ込んでしまう。

小峠(なんだこれ、物凄く痛ぇ、痛いのは勿論だが、段々と何かに支配されてる気分になる)

俺は、頭を押さ必死に意識を保つ。

和中「華太ッ、華太!」

兄貴が俺に呼びかける。

小峠(あ、これもうダメだ)

俺は意識を手放した。

和中「華太?気を失ったのか」

和中(これは直ぐに闇医者に連れて行かねば)

そう思い和中は小峠をおぶって連れて行こうとしたがその瞬間

小峠「………」

なんと小峠が起き上がったのだ。和中は、そんな小峠を見て驚いた。それもそうだ。何故ならさっきまで痛みで苦しみ倒れていた人間が急に何も言わずに涼しい顔で起き上がったのだ。誰だって驚くだろう。

和中「…華太、痛みは治ったのか?」

和中は安心し小峠にそう聞く。

小峠「…….」

だが当の聞かれた本人は何も言わずに黙りこくっているのだ。これに和中は疑問を感じた。

和中(様子が可笑しい)

そう、いつもの彼なら大丈夫ですやらなんやら何かしら答える筈なのだ。なのに何の返答もない。それに目も何処を見てるか分からない。

和中「兄貴分を無視するとは一体どう言うことだ。かぶ、ッ!」

すると急に小峠は、和中に対し持っていた銃を構え発砲する。だが流石と言った所だろう。和中は瞬時に銃弾を避け後ろへ飛ぶ。

和中「華太..どう言うつもりだ」

急に攻撃してきた小峠に和中は、怒りを押さ問い掛ける。だが小峠は、相変わらず何処を見てるいるのか分からない。まるで死んだ魚の目。

小峠「……」

すると小峠が急に立ち上がる。だがその立ち上がりは、フラフラとし、まるで映画に出てくるゾンビの歩き方。和中は瞬時に察した。

和中(あのナイフ..何かしらの薬が仕込まれていたな)

フラフラとした小峠が急に和中を見る。その目は異様な程の冷徹さを持ち死んでいる。

和中「ほう…俺を殺すつもりか」

その瞬間小峠は、和中へ向かって走り出す。

和中(取り敢えず、華太を気絶させ闇医者に見せなければな)

小峠は、和中へと向かうと蹴りをかましてきた。

和中「….ふん」

和中は、それをわざと腕で受け止める。そして小峠に隙が出来た瞬間に刀の鞘の部分を小峠の腹に思いっきり突いた。

小峠「ゲホッ!、ガッ」

そのまま小峠は、後ろへ倒れる。それを和中は、寸前のところで小峠の腕を掴み自分の方へ寄せる。

和中(さっさと闇医者に連れて行くか)

そして和中は小峠を抱え舎弟に死体処理を任せ去った。







氷室「これは、また一服盛られたな」

ある一室で和中と闇医者の氷室が話していた。二人が話している前にはベットで寝ている小峠がいる。


和中「毎度すまない」

氷室「いや別にいいさ」

和中「それで華太に盛られた薬はなんなんだ?」

氷室「これは、最近流行ってるラナウと言うものだ」

和中「ラナウ?」

氷室「まぁ本当に最近流行り出した物だからな知らなくても無理はない」

そして氷室は、ラナウという薬の効果について説明し始めた。

氷室「ラナウって言うのは、まぁ簡単に言えば人を暴走させる薬だ」

和中「…..暴走」

氷室「あぁ、ラナウを摂取すれば急な頭痛に襲われる。頭痛に襲われた後、そいつの意識は完全になくなり理性がなくなった誰から構わず人を襲う獣になる」

和中「成る程..だからか」

これで華太が何故自分を襲ったのか合点がいった和中は、どうしたら薬が抜けるかを聞く。

和中「それで、この薬の治療法は?」

氷室「あぁ、それなら心配要らない。この薬は、効果は強力だが1日しか効果を保たない。だから明日になれば戻っているだろう」

和中「そうか」

それを聞いた和中は、安心する。

氷室「だが一つ注意することは、もし彼が目覚めたら、また暴走し始めるだろう。流石にここで暴れらるのは勘弁して欲しい」

ここは、闇医者だ。毎日何人もの裏社会の人間がくる。もしここで暴れられたりもしたらそれは大層困るだろう。

和中「あぁ、分かってる」

氷室「ほら、睡眠薬だ。もし彼がまた暴走したらこれを飲ませるといい。これは強力だから一度飲ませたら明日までは起きないだろう」

和中「感謝する」

そして和中は、眠ってる小峠をおぶり去っていった。






和中(親父さんに連絡せねばな)

この一連の出来事と薬のことを報告しなければならない。この薬は天羽組にとって脅威となるだろう。

和中(一先ず華太の家に行くか)








小峠の家に着いた和中は、小峠から鍵を借り家に入る。そして、ベットに小峠を乗せると組に連絡した。

和中「〜〜〜〜〜〜〜〜はい、俺が様子を見ます。なので今日は組に帰らないかと」

和中が組に連絡していると背後から気配がする。

和中「すみませんカシラ、一度切ります」

そう言って和中は早々と電話を切った。

和中が後ろを向くと、なんと小峠が起きていたのだ。

小峠「…………」

相変わらず何も喋らず死んだ魚の目をした小峠はゆらりと和中を見る。

だが和中の方が早かった。幸い小峠の近くにいて助かった。和中は小峠をベットに押さえつける。

小峠「ッ、!、」

当然の如く小峠は暴れた。

和中「華太ッ、落ち着け」

すぐに睡眠薬を手に取り小峠に飲ませようとする。だが口を開かない。

和中は無理矢理口を開かせようとするが

小峠「あ、ぐッ!!、ガリ」

指を噛まれてしまう。

小峠「ウゥ、」

こちらを睨みつける小峠は、まさに獣同然。

和中「そうか、拒むか…ならば強行手段でいかせて貰おう」

そう言うと和中は、こともあろうか自分の口に睡眠薬を含んだ。

そして、小峠の胸倉を掴み自分の方へと引っ張る。

小峠「ぁ、?」

次の瞬間、和中は小峠にキスをした。突然のことで驚いたのだろう。小峠は、ポカンとした顔で和中を見ている。

そんな小峠にお構いなしの和中は、小峠の隙に出来た途端小峠の口に舌を入れた。

小峠「、ぐ…ふ、ぁ…や….んぅ」

小峠は、逃げようとするが和中に頭を押さえられ逃げようとしても逃げれない。

ゴクっと小峠の喉から音が鳴る。どうやら和中は、小峠に薬を飲ませたらしい。和中は、口を離す。

和中「飲んだか?」

小峠「はぁ、はぁ、あ…あ?」

小峠の顔は、焦りと感じたこともない気持ちよさで困惑した顔。そして目には少し涙が溜まっている。だが急に小峠は目を瞑り和中へと倒れた。

和中「もう効いたのか」

和中は、自分の胸の中で寝息を立てている小峠を見て少し驚く。どうやら強力とは本当らしい。この調子なら朝までは起きないだろう。

和中は、小峠を見る。こちらの苦労も知らず穏やかな顔で眠っているこの舎弟を起きた時どうしてやろうかと考えながら。

和中「、?」

だが大変だ。どうやら和中は、睡眠薬を含んだことで眠気が襲ってきたらしい。

和中(やってしまった)

まさか自分がこんなミスをするなど思わなかったのだろう。油断大敵と小峠に言ったがあれは自分もだったらしい。

和中は、小峠と倒れるように眠りについた。





小峠「ん、?」

眩しい、顔に朝日がさしている。

小峠「ここは」

よく見慣れた自分の家だ。

小峠(どうやって俺は帰ってきたんだ?昨日は、半グレのヤサに行ってそれで、頭が痛くなって、あ?そこからの記憶がねぇ、そして、なんで、なんで)

俺は横を見る。

小峠(なんで和中の兄貴が横で寝てるんだ!!)

そう俺は今、和中の兄貴に抱きつかれて寝てる状態だ。

小峠(本当にどうしてこうなった)

俺は必死で考える。

小峠(取り敢えず起き上がろう)

だが兄貴の抱き締める力が強く動けない。

小峠(なんか、さっきより力強くなってねぇか?)

和中「…..華太」

急に耳元に話しかけられて体がビクリと反応する。

和中「もう少し寝かせろ」

そう言って兄貴は、先程より俺を強く抱き締める。そして足を絡ませ寝てしまった。

小峠(起きたら何て説明すればいいんだ)

俺は、そんな絶望と顔が熱くなるを感じた。


この後、兄貴に説明された小峠さんは、土下座する勢いで兄貴に謝り倒したらしい。

※今回出てきた薬は存在しない薬です。





ここまで読んで頂きありがとうございます😭今回は私の性癖盛り盛りでしたねぇ。指噛みとかその他諸々ぉ!

何度も言いますが今回出て来た薬は実在致しません!

では、また次回!

この作品はいかがでしたか?

1,622

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚