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#cisyp
不明ちゃん♪
47
ユエツ
475
恋と呼ぶ感情
cishp
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BADEND寄りです
⚠一方通行、sypの死、純愛(?)Rなし
ワンクッション
【ci視点】
どこか気怠げなアメジスト色の瞳に、風になびくサラサラな髪、パーツのいい整った顔。
そして何よりその性格が好きだ。
最近、この感情に違和感を覚えている。俺たちは親友でいつも一緒にいるが彼に以前までとは違った何かを感じるようになった。
mb「でな、その子多分脈アリやねん」
mb「って聞いてる?」
ci「あ?ごめんなんだっけ」
mb「またsypの方見とるやんけ、ほんと仲ええなお前ら」
mb「でな、俺もその子ありやな思ってて」
ci「おん」
mb「ありってか普通に好き、恋だわこれ」
ci「恋」
恋、恋。
mb「だから今度ー」
キーンコーンカーンコーン、と授業終了の チャイムがなる。
mb「あ、昼飯買ってくるわ」
妙に引っかかるその2文字。
syp「ci、飯食お」
ci「syp!食おう食おう」
机を並べて、いつものように雑談する。くだらない話ばかりだがそれが楽しくて、sypと居る時間が幸せだった。他のクラスメイトには見せないその柔らかい表情が、俺の心を支配する。
昼休みが終わるチャイムが鳴り、sypは机を片付ける。sypといる時間はいつも一瞬で終わってしまう。
syp「あーおもろかった、じゃまた放課後」
そう言って笑う彼を見てふと思う。
これは恋なんじゃないか?
常にsypのことを考えてしまうし、sypといる時は退屈じゃない。さっきmbが言ってたことと全くおなじ。
あぁ、これは恋なんだ
そう気づいてからは早かった。今直ぐにでも告白したい。高揚が収まらなくて、早く想いを伝えたくて仕方がない。
sypが承諾してくれる確証はないが、彼ならこの想いを受け止めてくれるだろう。sypに好きな人がいる訳でもないし断られてもまだチャンスはある。どちらにせよ、今より特別な関係になれるに違いない。
5限の終わりが待ち遠しくて仕方ない。sypはいつも通り机に突っ伏して爆睡している。
もし承諾してもらえたらどうしようかなんて妄想を繰り広げて笑みを浮かべる。
そんなことを考えていれば授業は終わって、帰り道。家の方向は同じだがsypの家は大学から遠いためほぼ毎日うちに来る。
syp「ただいまー」
ci「お前ん家じゃないやろ」
syp「俺も住んでるようなもんやろ、今日も泊まってええか?」
実質同棲ってこと?とさらに気分が上がる。
ci「もちろん」
いざ口に出そうとすると小っ恥ずかしくて、中々言い出せない。
いつものようにゲームをしたり課題をやったり。緊張してどれも手につかない。言うタイミングが掴めなくて、気づけば夜になっていた。本当に、彼といるとすぐに時間が経ってしまう。
sypが風呂から出たら言おう。そう決めた瞬間風呂のドアが開く音がして、心の準備の時間をくれよと神様に文句を言いたくなる。
syp「上がったで」
ci「おん」
ドカッとベッドに座る彼。
ci「おーいー、ここ俺ん家やぞ」
syp「まあそういわず〜、てか週末どこ行 ci「syp」
syp「ん?」
ci「ぁ、ごめん」
ci「あの、俺、」
声が出ない、告白ってこんなに緊張するのか。
syp「うん」
その間も、sypは優しく待ってくれる。顔が熱い。
ci「syp、が、好き」
syp「え?」
それを聞いたsypはこいつは何を言っているんだと、口を開ける。
ci「sypのことが、恋愛的に好きやねん」
ci「やから、その、付き合って欲しくて……もちろんその、急に言われてもって感じやし答えは今じゃなくても__」
syp「……冗談やろ?」
ci「本気や」
途端にsypは顔を歪めた。
syp「は、え?本気、で、は 」
理解できないものを見る目で俺を見つめる。
syp「無、無理に決まっとるやろ」
syp「男同士やで?何訳分からんこと」
想像もしていなかった返事に逆に困惑してしまい何を言ってるのか理解できない。なんでそんな、
syp「……帰るッ」
荷物を持って逃げるように家を出ようとした彼の手首を反射で掴んだ。
syp「は…離して、 」
無言でベッドに連れ戻す。もう自分でも何をしているか分からない。
ドサッと音を立てて倒れ込むsyp。
syp「やだっ、嫌だやめて」
ci「好き」
syp「気持ち悪い、俺のことそんな目で見てたん…?」
理解してもらえなかった悲しさが、胸の奥でぐちゃぐちゃに広がっていき、それを通り越した怒りが湧き上がってくる。
ci「……そんな目って何?」
syp「…エロい目ってこと」
ci「は?恋やから、そういうんやなくて」
何故か逆ギレを始める自分。
syp「……余計わからへん」
syp「離して、帰らせて」
syp「気持ち悪い」
でも、このまま出ていかれたら、俺の中のsypが全部壊れる。それにもう二度と俺の元へは来ないだろう。
それは絶対に許せない、許さない。
あの柔らかい表情も、くだらない話も、全てがsypの一言に塗り潰される。
化け物を見るかのようなその冷たい目が、どう足掻いても今までみたいに話すことはもう出来ないんだという現実を突きつける。君がいない世界に僕は価値を見いだせるだろうか。そう考えた途端に全てが灰色に見えてくる。
それだけは嫌だ。必死に思考を巡らせる。
syp「なぁって、」
細い首。
あぁ、ここで殺してしまえば俺たちの日常を、思い出を、綺麗なままにできるではないか
そう思い至って直ぐに彼の首に手をかける。
syp「あがッ……!?」
syp「ま”っ、ci、離せ、何して、ッ!」
おれの手首を掴んでジタバタとその細い身体を動かすsyp。ほんまに力ないな、普段なんも食ってへんからやで
syp「ぐっ”ぁ、なぁ、……」
アメジスト色の目からポロポロと落ちる大粒の涙が輝いている。元々青白いその肌がゆっくりと赤く青く変色していく。
苦しむsypをどこか他人事のように観ている。もう正気ではない。
syp「ぁ……」
抵抗が弱まっていくその過程すら美しい。
ci「大好きやで」
syp「…、ci………、」
動向が開き君のアメジストは消えた。
最期に俺の名前を呼んでくれたのが嬉しかった。
テーブルの上にはまだ湯気が立った2人分のお茶と、彼のタバコがあった。
もう二度と君の声が聞けないのが、あの笑顔を見れないのが寂しいが仕方ない。告白したことを少し後悔している。
sypは俺の家に連泊することもよくあったから彼の両親は特に心配しないだろう。週末だし授業も数日はない筈だ。少しの時間はある。
暫くは一緒に旅をして、誰かに見つかりそうになったら君と一緒の所へ行くよ。
永遠を共に過ごそう。
end
NEXT→300♡
行かなくてもそのうち投稿します!いいねコメントモチベになります、良ければ感想等教えてください(ᐡᴗ ̫ ᴗᐡ)
あとがき(飛ばしていただいて結構です)
如何でしたか?
ciさんの感情ははたして恋だったのでしょうか
書いてて、執着って恋愛感情なしに生まれるとのなのかなぁと思いました。
誤字脱字あれば教えてください!
最後まで読んで下さりありがとうございました!!
コメント
2件
毎回ストーリが天才すぎる😭