おまけ(久しぶりじゃない??)
“ポッキーの日!!!!”
“夢主が写真を撮りたいってよ” でぅぇす。
“ポッキーの日!!!!”
(11月11日の東京合宿です。はい。)
西川side
練習が終わりいつもの第3体育館で自主練をする時間になった。タオルを干し終わった私は急いで体育館に入る。
『すみませーん!遅れ、ま、した・・・』
赤葦「あ、ゆりさん・・・?!」
私の視界に入ったのはポッキーを咥え目をつぶった木兎さんと、それに向き合って今にも口をつけそうな黒尾さん。
察した私は動揺し一瞬で扉を閉め逃げる。
(落ち着け落ち着け落ち着け)
(き、きっとげげげげ幻覚だだだだ)
生まれて初めて激しく目を泳がせていると、息を荒くした黒尾さんが追いかけてくる。
黒尾「ちょちょちょ」
なぜだか黒尾さんも汗ダラダラで真っ青だ。
黒尾「言っとくけど今のは・・・」
『すすすすすすみません失礼な態度を』
『くくくく黒尾さん前彼女いないって言ってましたけど確かに彼氏がいないとは言ってませんでしたねすすすすすみません』
黒尾「おい・・・ッ!?」
『おめおめおめおめでとうございますここここれからも末ながなが長くおおお幸せに』
『そそそそれでは!!!』
酷く動揺した私が止まれないでいると、突然黒尾さんが上から私の肩を勢いよく掴む。
『あおっ!?』
黒尾「・・・落ち着きましたかね、?」
黒尾「いいかい?俺と木兎は決っっっして、そんな関係では無い。」
『でっでででででも』
黒尾「とりあえずバグった機械やめて?」
『じゃあちゃんと説明してくださいよァ!!』
黒尾「よし。今日は何の日だ??」
その質問はさっきのと関係あるのだろうか。
私は混乱しつつも答える。
『・・・?ポッキーの日ですけど・・・』
黒尾「そう。そんで木兎がポッキー買ってきたわけね?おーけー?」
『は、はい』
黒尾「ゆりサン、ポッキーゲームって知ってるかね?あの片方の人がポッキー咥えて片方がキスギリギリまで食べるってやつ。」
『存在は知ってますけど・・・』
黒尾「俺と木兎は、今、それをしてたの」
すごく真剣な顔で言う黒尾さん。
『・・・っは、はああぁぁ・・・・・・』
理解ができた私は、足の力が抜ける。
ひどく安心して息をゆっくりと吐きながら、その場に座り込んだ。
黒尾「うんゴメンね?怖かった?」
『こ、怖かったっていうか・・・もしお二人がそうだったら私すごい失礼なことしたと・・・』
黒尾「ン?例えば?」
『黒尾さんのことかっこいいって言ったり、』
『恋人のことかっこいいとか言う人、大抵の人はいやじゃないですか・・・』
(ほ、ほんとよかったぁ〜・・・!!)
私の心配をしてくれ正面にしゃがむ黒尾さんの目を、泣きそうになりながら見る。
すると突然黒尾さんは顔を片手で隠した。
『・・・?黒尾さん?』
黒尾「・・・ぁの、俺のこと木兎にかっこいいとか言ってたの・・・初耳なんですケド・・・」
『ああ!言ってますよたくさん!』
黒尾「え”えぇぇぇ・・・」
いつもとは様子が違い顔を逸らす黒尾さんに疑問を抱いていると、体育館から赤葦さんと木兎さんがこちらに向かってくる。
赤葦「ゆりさん!?大丈夫?」
木兎「ちっ、違うからな!!!!西川!!!」
『木兎さん・・・!』
『大丈夫ですよ、ちゃんと分かってます!』
私は立ち上がり3人に軽く頭を下げる。
『すみませんでした・・・おかしな勘違いをしてしまって・・・』
赤葦「いやいや、そりゃ勘違いするよ。」
『えへへ、もう練習始めましょうか!』
木兎「おう!!!黒尾行くぞー!」
黒尾「ん・・・ハイハイ」
黒尾さんを立ち上がらせ、私たち4人は月島くんを待ちながら練習を始めた。
練習を始めてから十数分後。
月島くんが合流し、今は少しの間の休憩タイム。私は座ってノートをとっている。
木兎「よー!!西川!」
するとタオルを首にかけた木兎さんがポッキーを持って隣に座ってきた。
『木兎さん!今の調子はどうですか!?』
木兎「クロスがいい感じ!!!」
木兎「てゆーか西川!せっかくポッキーの日なんだし、ポッキーあげる!!」
ニコニコでポッキーの箱を出す木兎さん。
可愛くて軽く笑ってしまう。
『ふふ、ありがとうございます!』
『それではありがたく・・・』
木兎「あ!!ごめんやっぱ待って!!!」
私がポッキーを取ろうと手を伸ばした瞬間、箱を閉められてしまった。
(えっ・・・いたずら珍しいな・・・)
頭に?を浮かばせていると、覚悟を決めたのか頬と耳を赤くした木兎さんが口を開く。
木兎「えとっ・・・」
木兎「・・・ポッキーゲームしたら、あげる、」
『・・・えっ!?ポッキーゲームって・・・』
(ほぼキスと同じだけど・・・!?)
木兎「やってくれないとあげない、!!!」
『え、えぇぇぇ・・・?』
木兎さんのトーン的に、本気なんだろう。
(木兎さんとキス・・・いや無理無理!!!)
(・・・あ、でもまあいつも食べ物奪われて関節キスしてるし、直接じゃないなら・・・)
覚悟を決め、木兎さんの方を見る。
『・・・仕方ないですね、いいですよ、!』
木兎「えっっっ・・・!?!?」
『い、1回だけですから・・・!!』
(恥ずかしいし・・・さっさと終わらせよう、)
木兎「えちょっ、ちょ待っ」 『っあむ。』
私は誰も見てないことを確認し、木兎さんの首にかけられたタオルを持ち上げて2人の顔を隠しながら食べた。
(ひいぃぃ!顔近ッ・・・!!)
恥ずかしくなってすぐに顔を離す。
『ポリ・・・ん、美味しいです!あざます!』
木兎「ッ〜〜〜!!!」
要望した当の本人はおでこまで真っ赤になって固まってしまっていた。
すると遠くから黒尾さんが走ってくる。
黒尾「おいおいおいおい」
『黒尾さん!どうかしましたか?』
黒尾「いやいやどうかしましたかどころか今木兎とキスしてなかった???」
『してないですよ!笑』
『ポッキーゲームしてたんですぅー!』
黒尾「マジで紛らわしいんですけど・・・」
『私の気持ちわかりましたか!?』
黒尾「はい・・・スミマセンデシタ・・・」
(ふふっ、作戦成功!!)
私は満足気に笑って、ポッキーを食べた。
終わり.
(なんか1枚上手夢主になっちゃった)
“夢主が写真撮りたいってよ”
三人称side
日向翔陽
『日向ー!写真撮らせてくれない?』
「いいよー!でも俺だけ!?」
『え、うん!そのつもりだったけど・・・』
「俺西川と撮りたいなー!」
『え〜?!!もちろんいいですよー!』
めっちゃいい笑顔でピースしてくれる。
でも内心西川との距離の近さで照れたりしてるとすごく可愛くていい。
影山飛雄
『影山ー!写真撮らせてくれない?』
「? おういいぞ。」
『ありがとう!じゃあそこに立って〜・・・』
「あ、西川は一緒に撮らないのか」
『えっ、じゃあ撮る!!』
笑顔苦手だから真顔で写る。距離近め。
あとで写真送ってもらって(西川可愛いな、)とか思ってると尚いい。
月島蛍
『月島くん〜!写真撮らせてくれない?』
「え、無理だけど。」
『そこをなんとか!お願いだよ〜!!』
「・・・キミが写るなら別に。」
「仕方ないからスマホ持ってあげるよ」
真顔だけど顔面強い。美しい。
身長的にスマホ持ってくれるけど、距離近くするために縦でしか撮らない。
西谷夕
『西谷さ〜ん!写真撮っていいですか!』
「お!?べつにいいぞ!」
「でも俺だけしか撮んねえのか?」
『? 他になにか・・・?』
「西川も写った方が楽しいだろ!!」
超満点の笑顔。ちょっとブレる。
西川のこと気遣ってスマホ持とうとするけど、撮るのが下手すぎる西谷。
菅原孝支
『菅原さ〜ん!写真撮っていいですか!』
「お〜?いいべ!」
「もしかして俺のかっこよさ保存したい?笑」
『まあそんなとこです!』
「俺は西川の可愛さ保存したいから一緒な〜」
爽やか笑顔でピースしてくれる。
屈んでくれるのも、一緒に撮る口実もあまりにキュン死しそうで恐ろしい。
黒尾鉄朗
『黒尾さ〜ん!写真撮っていいですか!』
「え〜別にいいですケド。」
「俺だけはなんだか寂しいな〜。笑」
『えっ・・・じゃあ一緒撮ります!?』
「ん、それ狙い。」
撮ろうとしたらお姫様抱っこしてくる。
そのままキメ顔してくるけど、こちとら赤面でそれどころじゃない。
孤爪研磨
『研磨さ〜ん!写真撮っていいですか!』
「え・・・ヤダ・・・」
『お願いしますよー!!!』
「マジで撮らなきゃダメなの・・・?」
「俺撮る意味とかないじゃん・・・」
あります。大あり。
めっちゃ嫌がるけど、最終的に小さくピースして撮ってくれたら可愛い。
夜久衛輔
『夜久さ〜ん!写真撮っていいですか!』
「お〜!?笑 いいぞ!」
「でも俺だけは恥ずかしいな、笑」
『でも私が入ったら邪魔に・・・』
「俺が入って欲しいからいいんだよ!ほら!」
男前な笑顔で撮ってくれます。
結構余裕あるように見えるけど、撮るために背伸びしてる西川とかにときめいて欲しい。
灰羽リエーフ
『リエーフー!写真撮らせてくれない?』
「えっいいよー!かっこよく撮って!」
『うん!』(パシャ)
『っよし!リエーフありが・・・』
「じゃあ次西川とのツーショットなー!」
腰をグイッと引き寄せて撮る。
常に満点の笑顔だし、小さい子供みたいだけど引き寄せる手は大きい。良き。
木兎光太郎
『木兎さ〜ん!写真撮っていいですか!』
「おーう!いいぜー!」
「・・・ってあれ?西川写んねーの??」
『えっ、はい!』
「ヤダヤダ俺西川と撮りたいー!!」『えぇ、』
ちょーーいい笑顔とピースで写る。
もはやほっぺとほっぺくっつくぐらい距離近いけど、木兎もちゃんとドキドキしてる。
赤葦京治
『京治さ〜ん!写真撮っていいですか!』
「ん?俺だけ?」
『はい!良いでしょうか!』
「別に良いけど・・・あとで一緒に撮りたいな。」
『もちろん!お供します!』
ピースとかはしない。優しい笑顔。
一緒に撮る時にごめんねって腰に手 回すけど、悪いと思ってない。
木葉秋紀
『木葉さ〜ん!写真撮っていいですか!』
「おー?なんで俺?笑」
「俺とか撮る意味ないでしょ。笑」
『あります!!お願いします!』
「マジか嬉しいわ〜・・・笑 一緒写ろーぜ!」
片手でほっぺにハート作る。
ウィンクしたりとか屈んでくれたりとか、器用だけど西川には緊張して触れない。
及川徹
『及川さ〜ん!写真撮っていいですか!』
「え〜?遂に及川さんの魅力に気づいた?」
『撮っていいですか!YES or NO!』
「怖いよ!?いいけど!」
「お礼はゆりちゃんでしてね?笑」
ウィンクしてくる。1番慣れてる。
腰とか手 回して撮ったりするけど、内心引かれてないかなとか忙しない。
岩泉一
『岩泉さ〜ん!写真撮っていいですか!』
「? 俺だけか?」
『はい!そのつもりです!』
「お〜、別にいいけどよ、笑」
「これ終わったらその、一緒撮ろうぜ、。」
硬い笑顔で写る。𝑽𝑬𝑹𝒀 𝑪𝑼𝑻𝑬。
岩泉の笑顔に西川笑っちゃって、それにつられて岩泉も自然な笑顔になる。
国見英
『国見くん!写真撮らせてくれない?』
「え?俺の?1人で?」
『うん!お願いします!!』
「いや別にいいけど・・・」
「やっぱ結構恥ずかしいから一緒写って、」
真顔ピースで撮ってくる。
西川が横で取ろうとしたら、無理やり縦に傾けて撮る。距離近くしたいんだよね。
牛島若利(描きたくなってしまった)
『牛島さんっ、!写真撮ってもいいですか!』
「む、俺のか。別に構わない。」
『ありがとうございますぅぅぅ!!』
「西川は撮らないのか?」 『え?はい、!』
「ならば俺が撮ろう。」 『えぇぇぇ!?』
真顔。めっっっっちゃ真顔。
ツーショットという概念があまりないけど、西川が誘ったら撮ってくれる。真顔。
天童覚
『天童さんっ、!写真撮ってもいいですか!』
「エ〜?イイよ〜!」
『ありがとうございますぅぅぅ!!』
「カッコよく撮れた〜?」 『はい!』
「じゃあ次可愛いゆりチャン撮ろ〜ネ」
ピースとかハートしてくれる。
いつも通り謎の余裕感を発しているけど、内なる野生と理性の葛藤中。理性よ勝て。
白布賢二郎
『白布さんっ!写真撮ってもいいですか!』
「は?なんで?」
『かっこよくて保存しておきたいんです!』
「かっこいいって・・・?俺が?」
『? はいもちろん!』
シャッター切ろうとするとそっぽ向く。
いつもツンツンしてるし言葉使い悪いけど、お耳が赤いのバレますよ白布さん。
五色工
『五色〜!写真撮らせてくれない?』
「え?なんで?嫌だけど。」
『かっこよかったから!お願い!!』
「えっかっこ・・・っ!?」
「し、仕方ないなあー!1回だけだぞ!」
真顔っぽいけどニヤけてる。
カメラ持つの辛くないかな、とか心配してるし、ついクールぶっちゃう自分に後悔。
終わり.
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