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〈1つでも無理な場合回れ右〉
・治角〈腐要素あり〉
・角名の女体化注意
・原作とは異なります
・誤字、脱字はお許しを
・表情力、語彙力〈文才〉はないから(笑)
・投稿頻度遅
※他に注意事項がある場合、物語が始まる前にお書きしますのでご確認下さいm(_ _)m
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〜第1話「貴方との出会い」〜
2011年4月5日の春。桜が舞い落ちる季節の頃。俺の人生初めての高校生活がスタートをきろうとしてた。元々高知県出身であった俺は初めての関西に対し、少し緊張をしていたが、意外と兵庫県の皆さんは優しい人ばっかだ。なぜ、兵庫に引っ越したのか、、。それはまた別のお話_。俺のこれから通う学校は〈稲荷崎高校〉。吹奏楽とバレー部が強豪らしい。俺は小さい頃、偶然テレビを見ていたら背の高い選手たちが高く飛んでボールを操っている姿を見て俺はキラキラと目を輝かしていた。いつか、”この人達のようになる人を支えてあげたい”そう思うようになった。もちろん、入部はもう決まっている。バレー部のマネージャーだ。
(((ガヤガヤガヤ
教室に入ると他の人たちが集まり話しているようだった。俺は違う県から来ているため友達なんて居ない。前の学校、というか中学の頃もあまり友達は出来なかった。この高校生活で新しい友達、いやもしかしたら青春を送れるかも。彼氏なんてできたりして…。でもそんなことが今できるとしたら周りはリア充だらけ。おまけに友達いっぱい。
呼び鈴のチャイムが鳴った。すぐにみんなは席に座る。だが、俺の隣はまだ来ていなかった。椅子の後ろに名前が書いてあるのでそれを確認する。「宮治」そう書かれていた。そうやって覗いた時_((ガラッ
前の扉が勢いよく開いたのだ。俺は咄嗟に前に顔を向ける。目だけを動かし、ドアの方を確認する。そこには肩を大きく上下しながらこっちに向かって歩いてくるデカブツ。髪の色は少し派手だった。銀髪?灰色?よく分からない。そして俺の隣に来ると椅子を引きそのままストンっと座る。
(…え?こいつ隣なの?)
つい心の中で思ってしまう。するとデカブツが俺に向かって話しかけてくる。
治「なんや?なんかついとる?」
角「ぇ、…」
急に話しかけてきたのでビックリしたが、1番驚いとのが俺はそいつの方に顔を向けていたことだった。無意識なのだろうか。少し恥ずかしい。
角「あ、いや、何もついてない…」
治「そ〜?」
初対面の人にもこんなにも気軽に話しかけてくるなんて、、こやつは恐ろしい。
治「まだ先生こんから話そうや」
角「ぇ、あ…うん」
思わず返事をしてしまった。
はい、終わった…
治「名前は?」
角「ス、角名…倫…」
治「ふーん、ええやん」
角「へっ?」
急に自分の名前を褒めてきて俺は思わず変な声をあげる。なんなのこいつ~!
治「俺は宮治、サムでもええで〜?」
角「ぁ、うん」
サムでもええでー?と言われても友達でもなんでもないんだし、、。
治「部活は?」
角「ば、バレー部の…マネージャーやろうと思ってる…」
治「ガチ?!」
治「俺はバレー部に入ろうと思ってんねん!」
角「ぇあ、そうなんだ…」
ガツガツくる人はあまり好きではないが、何故か不思議に嫌いとは思わなかった。この時はまだ何も知らなかった俺はこの後、この治ってやつを好きになると思いもしなかった。