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王子と醜いうさぎの恋物語【完結済】

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王子と醜いうさぎの恋物語【完結済】

18 - 自然・花属性の試練

♥

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2022年10月20日

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ども、主です。それでは本編どうぞ!


ーななside

次の日に向かったのは東。つまりは自然・花属性の試練だ。私達、結局魔物たちとしか戦ってないけど、、、。そんな戦力の心配をしながらも、行ってみるとそこはとても静かだった。魔物たちもほとんどいない。水や炎のときのように、真ん中に泉が1つあって、その周りにはコケの生えた石像とジャングルのような花畑がたくさんあった。

なな「なんか、、、昨日とかとは違う雰囲気やね。」

れん「うん。なんかこう、、、遺跡みたいな感じ、、、。」

???「ほっほっほ。そなたたちが噂の少年たちじゃな?」

声が聞こえたけど、振り返っても声の主のようなものは見当たらない。私は不思議に思ったけど、その声の主にはれんは心当たりがあったようだ。れんはコケの生えた石像の前に立った。

れん「お前だろ?石像さん。」

???「おぉ〜。ワシを見抜くとは、とんだ才能だ。さすが、イロアスのまつえじゃな。」

その石像はゆっくりと目を開け、私達を見た。青く澄んだサファイアが石像の瞳に埋め込まれている。穏やかな表情をしていて、なんだか、とても安心できた。その石像はアトラースと名乗り、「何か用かね?」と言った。

なな「その、、、私達、イロアスの勇者について知りたいんです。どうか、知っている情報があれば、教えてはいただけないでしょうか。」

アトラース「うーむ。ワシはここの守り神じゃからのう。知っていることなら何でも教えてあげたいところじゃが、ワシもイロアスのことしかわからん。、、、ワシの周りにいる精霊たちならなにか知っているかもしれん。ワシが聞き出してみよう。」

れん「精霊?どこにもいないよ?」

アトラース「ほっほっほ。そりゃそうじゃ。なにせこの子達は君たちの肉眼では見えんからのう。どれどれ、、、」

アトラースさんはそう言って、誰もいないのに耳を傾け、うなずいていた。そして何かをブツブツ言いながら石版にメモをとっていた。私達はその間に魔物を探したけど、アトラースさんが「魔物たちはみないい子じゃから悪さはしないでおくれ」というので結局何もしないで、アトラースさんと見えない精霊たちの会話を見守っていた。それから耳を傾けるのをやめたアトラースさんが私達に話しかけた。

アトラース「君たち!1つ情報が手に入ったぞ!」

なな「本当ですか!?」

アトラース「あぁ。精霊たちの話によれば、イロアスの勇者は数年前にここに訪れたらしい。そこから森を抜けて西の方へ向かったと、、、。」

れん「西の方には何かあるの?」

アトラース「、、、そこへいずれは向かう気か?」

なな・れん「はい!」

アトラース「やめたほうが良い。あそこには邪悪しかない。」

詳しく聞くと、森を抜けて西の方には、悪の化身、「タルタロス」が住む屋敷があると。タルタロスによって人々は数十年も金や生活、労働に悩まされており、その邪悪を断ち切ることを期待されているのが「イロアスの勇者」だと、、、。そのものを倒さないと、この世界だけでなく、異次元にもその邪悪が影響を及ぼすらしい。下手したら、この異次元を超え、「世界」そのものがなくなってしまう恐れがあると、、、。

なな「勇者はもしかしたらそれを阻止するために、、、!もしかして、、、イロアスの勇者って、、、」

私の頭の中に、1つの答えが浮かび上がってきた。


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