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第4話


俺の目に花が咲いた話

俺の弟は真面目でマッチョだ

でも可愛い所もあって頼りになる弟でもいる

俺はそんな弟が大好きだ

「おはよう!」

いつものように挨拶をしたら

弟が俺の顔を見た瞬間、驚いた顔をして珈琲の入ったコップを落とした

「お…おい…どうしたんだ、ヴェスト?」

いつも通りに挨拶をした、ただそれだけだ

「兄さん…目に花が…」

「ぇ?花…?」

どうやら俺の片目には 花が咲いてるらしい

「通りで視界がいつもより悪いわけだ」

「気づいてなかったのか!?」

やっぱり反応はいつもの弟だ

「まぁ、お前が気にする事じゃねぇから!な?」

そういうと弟は安心した顔をした

その顔を見て俺も安心し、この目を放置して過ごす事にした


あんな事 が起きるまでは

兄の片目に花が咲いた話

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