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💛「…」
💜「…」
💗「…」
❤️「…」
みんなの沈黙が続く。
💙「…」
空気を変えたくても喋れない。
こうなったのは2時間前
💚「せんせー!楽しみだね!」
はしゃぐ彼女に可愛いと思うが口には出さずに
💙「早く行くぞー」
と冷たく返してしまう。
💚「せんせーは冷たいなぁ!楽しみでしょ!」
💙「おう」
苦労して付き合った彼女。
好きと言っても軽く流されて、やっと手に入れた愛している人。
そんな彼女との初デート。楽しみじゃない訳がない。
「にゃー」
💚「猫の声したね」
💙「うん」
💚「だいぶ弱ってそうな声だったから探そうよ」
💙「そうだな」
手分けして猫を探す。
💚「猫ちゃーん、どこー?」
彼女の可愛い声で集中できない。
そんなことを思っていると
💚「せんせー!危ない!」
ドォォォォォォォォォン
💙「えっ?」
大きな音、数メートル先で倒れている彼女。
壊れた大型トラック。
理解できない。
理解したくない。
なのに分かったてしまった
まちこに守られたんだ
💙「まちこ!」
体は勝手に動いた。
💙「まちこ…?」
返事がない。
💙「誰か!救急車!」
数分後誰かが呼んだ救急車が到着した。
病院のベッドで綺麗な寝顔の彼女が眠っている。
俺彼氏失格だ
彼女を見つめながら涙を流していたらドアが勢い良く開いた
💛「まちこ!」
💜「大丈夫なの!?」
ニキたちが来た。
💙「分かんないって」
💗❤️「まちこ…/まちこさん…」
そして今に至る。
その日は無言のまま解散した
家に帰りシャワーを浴びて寝室に行く。
いつもまちこと電話する時間がただの寂しい時間に変わっている
彼女の存在が幸せだった
今更気付いてもしょうがない。
その日は眠れなかった