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実話
「自分の努力は救済へのエスカレーター」
お前は歌上手いから声出せ!!声出して欲しいじゃなくてこれは命令だ
自分の努力が報われたあの日____
始まりは…合唱コンクールの練習場_
俺は元々歌が下手だし、練習しても練習しても、歌は全然上手くならなかったんだ。自分の声が嫌いだし歌うと
みんなの歌が汚れてしまうと思って、いつも口を動かしてで通っていた。
でも___
その日は各パート練習だった。
俺はソプラノパートのパート場所に行った。
勿論、俺は歌が下手組に居た。
パートリーダーが「歌下手組〜!下手組だけで歌うぞ」と言った瞬間、俺の心は不安の山のに落ちていった。
その時自分は、時々歌って、ほぼ歌わないようにした。
パートリーダーが、自分の名前を呼んだ。
「おはうよpと、後……〇〇、×▫、△&。声小さい!そこだけで歌って〜。」
その言葉を聞いて、俺は絶望のエレベーターに乗った。
勇気を出して、歌ってみた。かなり小さい声だけど、
「上手いじゃん!!」「もっと声出せよ〜」「自分の声に自信持て!」「やっぱおはうよpちゃん(仮)歌上手いじゃん!」と言ってくれた人がいた。
絶望のエレベーターは復帰しどんどん上に昇っていき、自分の心の中を覗いて見たら自分の居た場所は希望だった。
そして、パートリーダーから言われる。
お前は歌上手いから声出せ!!声出して欲しいじゃなくてこれは命令だ
今となっては、俺の心のエレベーターはエスカレーターに変わったんだ。
なんでかって?
だって……
エレベーターは壊れて止まってしまったら救助が来るまで“復帰”は出来ない。
でも___
エスカレーターなら、壊れて止まっても、自分で駆け上がれるんだ。