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やぁぁぁぁ😭 どんどん複雑でどろどろになる… 小川くんも智さんもお互い寂しかったのかな?愛し合ってる石川くんと藍くんみて自分たちもこうなってみたいって望んだのかも。
上書きできたようで嬉しいって智さん言ってるけど藍くんは祐希さんの液が飲めないんじゃなくて飲みたいけど祐希さんが優しさで飲まずに吐き出すように指示してるのかなって思ったり?祐希さんって藍くんには甘いイメージがあるし?それにこれもう祐藍も小山もおあいこだよね?
ふたりとも手玉にとられてる😢 W智、恐るべし!
智Side
「智‥君‥」
祐希の瞳がためらいがちに揺れる。緊張?いや‥罪悪感‥?
それとも‥懺悔‥?
もちろん、懺悔だろうな。藍に対しての‥。
「そんな顔するなよ、大丈夫。藍なら心配いらないよ。こうやって祐希がここに来てくれたから、小川にちゃんと伝える‥」
「ほんと‥?約束だよ‥」
「ああ、もちろん。ただ‥祐希が俺のお願い聞いてくれたらだけど‥」
意味ありげに祐希を見つめると、パッと視線を反らす‥が、覚悟を決めたのだろう。もう一度見つめ直し、頷く。
「うん、分かった。でも‥智君本当に‥俺と‥」
そこまで言うと言葉に詰まり、また俯く。その様子からは、まだ不安の色が見え隠れしている。
大きな図体してるくせに。土壇場で怖気づくとは‥祐希らしい。
「何度も言わせたいの?俺は祐希が好き。祐希が一度俺としてくれたら、それでいいよ。他は望まない。ねっ?それで小川もきっと許してくれるさ‥」
自分でも思うが、よほど話を先に進めたいんだろうな。こうも嘘ばかりついていると、何が正しいのか自分でも分からなくなってくる。
ちなみに、祐希が俺と寝たら、小川が藍に手を出さないという話をしているが‥
それは嘘でしかない。
もちろん、小川は藍を抱くだろう。
お仕置きという名目を使って‥。
たった一度、
肌を重ねたい、
それだけのために‥
俺達は嘘を付く。嘘を重ねる。
祐希‥お前が俺に見せた藍への愛情はそれだけ罪深いんだよ‥
俺をこうしたのは‥お前だ‥
「ねぇ?祐希、脱いで?」
話し終えると、早速寝室へと誘う。祐希の事だ、いざとなるとまた怖気づくかもしれない。
そうはさせまいと寝室に押し込むと、言われた通り服を脱ぎ始めた。
練習でもよく目にしている鍛え抜かれた肉体があらわになり、感嘆の声を漏らす。
思わず抱きつき、肌の感触を確かめた。
あの時はそんな余裕なんて、 なかったから。
「あれ?もう汗かいてる?緊張してんの?」
からかう様に呟くと、顔がほのかに赤面している。
「智君‥あんま、見ないで‥」
俺に見られている羞恥心なのか‥視線を合わせようとしない。
普段とは全く異なる態度に、妙に興奮を感じてしまう。
「恥ずかしいの?これから、もっと恥ずかしい事するのに?」
不思議だ。祐希の態度を見れば見るほど、大胆なことをしたくなる。
要は虐めたくなる‥そんなところだろう。
だから、敢えて意地悪な言葉を投げかける。
「祐希、これから俺の言う通りにしろよ?少しでも出来なかったら‥分かるよね?」
含みを持たせた言葉に、祐希のアーモンドアイが大きく見開き‥その後、決心したように深く頷いた。
ああ‥これで大丈夫。
「キス‥して?」
その後すぐお願いすると、躊躇うことなく祐希の唇が吸い付いた。
生暖かい粘膜に包まれ、我慢できず自ら舌を差し込む。
一瞬、祐希の身体が反射的にビクつくが、一度だけだった。すぐに応えてくれる。
甘いキス。身も心も溶けそう。
気持ちがいい。角度を変えながら、もっと深くと‥貪欲になってしまう。貪りついてしまうおかげで、ダラダラと唇の端から唾液が零れ落ちるが、気にすることなく、求めた‥。
【祐希さん、キスが長いんよね‥俺、苦手っす】
いつだったか。ため息混じりに話してた藍を思い出す。
いつだって与えて貰える‥それが当たり前なんだと思っているお前には分からないだろうなぁ‥といつからか、そう思うようになっていた。
確かに息苦しさはある。
でも、それを与えてくれるのが祐希なら‥このまま窒息しても構わないとさえ思う。
祐希の吐き出す吐息さえ‥一つ残らず欲しい。
それだけ‥俺にとっては魅力的だった。
もちろん、こんなものは強要されてのキスでしかない。だが、こうやって唇を重ねていると、自分も愛されているのではと錯覚してしまう。
丁寧に口腔内を撫で回され、腰に甘い痺れが響く。
やばい‥キスだけで全部持っていかれそうだ。
「もっと‥して‥」
途中、唇を離す祐希に再度お願いする。初めて言われたんだろうか‥驚きを隠そうともしない祐希を‥愛おしく見つめる。
俺は藍とは違う。もっと欲しい。
もっと、もっと。
舌をペロリと祐希の唇に這わせると、要望通りにキスを再開してくれた。
ああ‥
このまま上書きしたいな。
藍を忘れさせてしまうほどの‥
どれくらい唇を重ねていたのか。ようやく満足して離れた時、どちらのものともつかない唾液で濡れる唇が‥妙に艶っぽかった。
それを見ただけで、身体が疼くように火照りだす。
「ねぇ、祐希?俺の服脱がして?」
甘えるように両手を広げ催促すると、優しく脱がせてくれた。全部だよ?と付け足すと、耳まで赤くなっている。可愛い、俺の祐希‥。
しかし‥異様に赤いな。
なんでだろう‥不思議に思いながら見つめると、俺の身体を見て、そうなったのか‥
身体‥?
改めて自分の身体を確認すると‥すぐに理解した。さっきのキスで俺は酷く興奮していたから。
早くもタラタラと中心部から先走りが垂れ落ちている。
祐希のは‥目線を中心に向けると、まだ通常通りだ。
自分ばかり興奮してても仕方ないな‥
「祐希‥舐めるね?」
あくまでも行為事態が強制なのだから、祐希が拒否ることはない。それでも意地悪く聞いてしまうのは、反応が見たいだけだ。
可愛い反応が。
予想通り、拒否ることも出来ない祐希は、ただコクンと頷くのみ。
その反応にニコリと笑い、おもむろに祐希自身を咥えた。小川とはまた違う‥大きな物体を余すことなく口に頬張ろうと欲張るが、通常サイズなのに口いっぱいになってしまった。
それでも、唾液をダラーっと垂れ流し、精一杯咥え刺激を与える。
吸い付くたびに、ピクッと身体が反応していた。そして、徐々に硬さを増していく。
手も使い、上下に扱きながら‥チラリと祐希の顔を盗み見る。
いつの間にか、瞳を瞑り‥耐えている、そんな表情。
わざとぴちゃぁ‥と音を出し、誘ってみるか。
(藍とどっちが上手い?)
いま、ここでそんな言葉を投げかけたらどんな反応をするだろう‥
と考えてしまうが、余計なことはやめよう。
わざわざ藍のことを思い出させる事はしない。
いま、ここにせっかく二人でいられるのだから‥。
「もぉ‥いい‥よ、」
上擦った声が聞こえる。そろそろなのかもしれない。しかし、俺はその声を無視する。
滅多にない機会なんだ。このまま、すぐに挿れる事も可能だろう。
だが、そんな勿体ない事はしない。
口でだって、祐希を感じたい。
だから‥
「やぁだ‥モゴっ‥ゆう‥き、口に出し‥て、んっ、」
離さないとばかりに、口に頬張りながらお願いする。舌で裏を舐めると、ピクッピクッと反応するのが楽しくて‥口から出したくない。
「と‥も‥くん‥」
「モゴッ‥だぁいじょぶ‥出して?ゆう‥きの熱いの‥ちょお‥だい‥」
上目遣いで見上げると、ちょうど瞳を開けた祐希と対峙した。
耐えるかのような視線に、感じてくれているのが伝わり‥嬉しさのあまり先端を勢いよく吸い上げる。
「あっ、ああ‥で‥‥‥出るっ、、、!」
ゴポッ‥と熱い液体が喉奥に流れ込む。その寸前、俺の頭を引き剥がそうとするが‥意地でも動かなかった。
独特の草のような香りと苦味が口いっぱいに広がる。
「ご‥ごめん、智君!出して!?早く!?」
俺が無理矢理やっているのに、律儀に謝る祐希を見ながら、口いっぱいに出された液体をゴクリと目の前で飲み込んだ。
そんな俺を呆然と見つめる。
飲まれたことが珍しいのか?
藍はしてくれないんだろうな‥お子様だから。
「美味しかったよ、」
そう言いニコリと笑う。
また一つ上書きできたような気がして‥
俺は堪らなく嬉しかった‥。