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これは,クリスプ家の悲惨な人生を描いたお話。
クリスプ家は代々王の側近を務めてきた。
だが,クリスプ家の中では,王は悪質な存在だと思われていた。
王は,住民を奴隷のように扱い,暴言を吐き,気に入らない者は殺されていた。
住民は,王を毛嫌いしているが,逆らうと殺されてしまうので,逆らわずに生きてきた。
クリスプ家は,それを近くで見ていたからこそ,それが許せなかった。
ある日,クリスプ家に子供が産まれた。その子供の名前は,
ライド・クリスプ
ライドは正義感が強く,一番王を憎んでいた。
今すぐ殺したいほどに。
ある日,ライド含め住民が反乱を起こした。
クリスプ家は反対したが,ライドにより反論され,
クリスプ家はもう止めずに,協力もしないまま,黙っていることにした。
ライド・クリスプにより王は殺された。
これでこの国には平和が訪れた。
だが,周りの国からは王の行為は,知られていないため,クリスプ家は嫌われた。
だが,クリスプ家は幸せだった。
一部の人に慕われていたからだ。
大嫌いな王様を倒してくれたから。
だが,それを覆すほどの罵倒が他の国からやってきた。
終いには,他の国の王様がやってきて,ライド・クリスプを住民たちの前で
処刑してしまった。
???「これでこのお話は終わりよ。」
???「そんな… ライドおじさんはだから処刑されちゃったのね…」
???「ライド兄さん…」
???「おい,リン,ルル,刑務作業の時間だ。」
リン「またお話聞かせてね,お母さん」
ルル「わかったから早く行くわよ、リン」