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葬儀社と絡んだ横領事件とはな…
2人の女性が話してた。
まさか刑事が付いてるとは思わなかったっていう
由岐と茜がマンションで過ごしてた。
賃貸契約新たに如月刑事に保証人としてくれた。
思い出の場所を変えた
「広くない?…茜」
「お姉ちゃん友達連れて来ても良いかな?」
良いけど泊まるのは駄目だよ。
「なしてよ!」
「ねぇ考えてよ。余り他人入れたくない…」
人材派遣の雑誌、タウンページを抱えてた。
居るかな?由岐ちゃん茜ちゃん
「あの声お姉ちゃん如月さんだよ笑っ」
「落ち着いたか」
「上がってください笑っ」
「職探しか…」
「そうです」
「茜ちゃん笑っ」箱を差し出された
「え?ケーキ…」
すみません如月さん…
お茶より珈琲淹れた。
「茜お皿とフォーク出してよ」
開けてみたシャトレーゼのチーズケーキ、イチゴたっぷりのショートケーキ、ババロア、チョコケーキが入ってた。
「綺麗笑っ」
「由岐ちゃん?仕事したいなら紹介する」
「でも…いつも如月さんに何から何までしてもらってますから」
「もう遠慮するなよ」
俺も仕事辞めるから
え?…辞めるですか?…
「息子が就くからな」
「息子さんが刑事ですか…」
「病院で検診するつもりだよ」
「嘘ですよね!」
「ほんとに辞めるの?…」
「病気なの?」
「笑っ冗談だって笑っ」
「やだな如月さん…」「びっくりさせないでください点数ひきますよ!」
「点数?何だそれ…」
「お父さん候補ですよ」
刑事、弁護士、学校の教師、建築士、
私達のクラスで彼氏になってほしいトップテンを争ってるから
「あれ?茜あなた結婚相手の候補じゃない?」
「お姉ちゃん~!バレる事言わないでよ!」
「好きな人出来たか?…」
「先輩が…いま…す」
赤ら顔で話してた茜
携帯電話が光った。
ワアッ美佳からだ、ごめんなさい!
部屋に駆けてた。
若い子は良いな。
ん?…
「成人したら職に就いた。彼氏彼女出来た結婚した。子供産まれたら親に寄りつかない。孫が小さくても可愛い盛りだよな」
如月刑事さん…
「正直に話してください…」
「胃に腫瘍が出来た…」
「それを治さないと…私達のせいでですか…」
「違うよ…由岐?きちんと仕事見つけてくれ」
帰るよ…
玄関まで見送った。
気をつけて、
おじ様~!
由岐?…
後ろから抱きついた!
死んだ駄目だよ!…
「泣くな由岐…」
「はい…ごめんなさい…見舞いに行っても良いですか…」
頷いた如月洋一が後ろ姿が寂しそうだった