私は星崎 優里(ほしざき ゆうり)。中学2年生。
「優里〜?移動教室遅れるよ〜!」
この女子は藤田 日菜(ふじた ひな)。私の親友。
「今行く!ちょっとまってて!」
私は返事をして、日菜と一緒に移動教室に向かった。
キーンコーンカーンコーン
「はー、危なかったねー。ギリギリだった…。」
「お前らまたギリギリじゃん。」
と声が聞こえる。
この男子は青木 龍(あおき りゅう)。私の幼馴染で、好きな人だ。
「ギリギリ間に合ったからいいでしょ!」
と私は反論する。龍は意地悪なんだよね。まぁそういうとこが好きなんだけど。
「起立!礼!」
「「さようなら!!」」
私は日菜と龍と一緒に帰る。
「じゃーねー!」
日菜と別れる。
「なぁ、優里。」
龍が私に話しかけてくる。
「ん?どしたの?龍。」
「帰ったらさ、光公園に来てくれない?」
いつになく真剣な表情。どうしたんだろう。
「わかった!帰ったら行くね!」
龍は少し安心したような表情をしている。ほんとうにどうしたんだろう。
家に帰ってから私服に着替える。私は親に光公園に行ってくる、と置き手紙を書き、公園に向かう。
あれ?あの車…なんか、変……。
キキィィィーードンッ
ー第2話に続くー
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