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椎名
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不羽@見る専に戻りたい……が…
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『言葉で紡ぐ恋のライム』
〜 マイクで紡ぐ恋の予感?〜
番外編9『ゴム買ってきて』
ある日のこと――
『(´ω`)〰︎♪♪』
『ご機嫌やな、麻里衣ちゃん。何かあったんか?』
『実は、駅前に新しいスイーツ屋さんが出来て、これから行くみたいなんです。お嬢様甘いもの好きですから。』
『それでおめかししてるんやな。』
『あ、いけない、百合菜〜。』
『ん?なぁに?お姉ちゃん』
『後でお金渡すからゴム買ってきて欲しい。』
(ゴム!?)一同
『えー?もう無かったっけ?』
『消耗品だからすぐ無くなるのよ。お願いね。』
『百均のでいい?』
『えぇ。』
『ちょっと待った!』一同
『え?』
『百均のじゃあかんて、てかなんで必要なん?』
※男子勢はゴム(コンドームのことだと思っています。)
『え、だって使いますから。今日。』
※双子2人はヘアゴムの話をしています。
『今日!?まさかそのスイーツ屋には男と行くんか!?』
『いえ、ひとりで…』
『それならなんでゴムがいるんだよ!』
『え、あのなんの話をしてるんですか?』
『とりあえずお姉ちゃん買ってくるよ?』
『待て、お前も座れ。』
『な、なに帝統。』
『50個くらいの買って来てね。』
『50個!?そんな買ってどうするんですか!?まさか、我々以外に男でもできたんですか?』
(なんの話ししてるの…?)
『さっきからみんななんの話ししてるかわかってます?』
『わかってる。ゴムの話だろ?』
(同じ話をしてるのにどうして噛み合わないの?)
『ぷっ、くくっ。』
『千鶴、笑うな。』
『いや無理だろこんなん
『ゴムっていうのはちなみにどんなのか分かるよな?』
『え?はい。伸びてて、色んなサイズがあって…女子はないと困るものです。』
『認識はまちがってないですね。でもそれがなぜ今いるんですか?』
『なんでって……』
『しかも、買うとこ間違ってんだろ。百均じゃだめだろ。』
『どこに売ってるの?他に。』
『そりゃ、まぁ、ドラッグストアとか、』
『セット売りの百均のが安いと思うけどな〜。』
『安さで選ばないでください…。』
『今必要なんですって!ヘアゴムが!』
『え?ヘア、ゴム……?』
『はい。髪を結ぶのにヘアゴムがなかったので。』
(俺たちが勝手に勘違いしただけ…?)
こうして、百合菜は買い物に出かけた。
『み、みなさんゴムってそ、の、そっちのゴムのことだったんですか…?』
私は顔を赤くして聞く。
『当たり前ですよ。』
(当たり前なんだ…。)
『まぁ、でも…お前とする時俺はつけねぇかもな。』
『は?さ、さまときさん?』
『だって俺はお前のこと孕ますつもりで抱くからな。』
『な、なっ……!!この、変態!!』
ボフッとクッションを投げつける。
『いってぇ!この、麻里衣!』
『左馬刻さんの変態!へんたーい!!』
『上等だ、待てよ麻里衣!』
逃げる麻里衣を追いかける。
『きゃー来ないでー!』
『左馬刻の奴…オブラート忘れとるで。直球過ぎやろ。』
『まぁ拙僧もつける気ねぇけど。』
『は?』
『は?』
『そりゃあかんて、いくら付き合ってても最初のうちはつけへんと。』
『おい簓、その言い方やと最初だけになるで。』
『え?だからせやで?付き合いたてはつけるけど何ヶ月か経ったらもう必要ないやろ。』
(あ、ダメやもう。収集つかへんわ。)
みーんな脳みそが高校生男子。思春期だな。
コメント
1件
ぷちさん、番外編9読ませていただきました! 「ゴム」の解釈違い、男子勢が一斉に違う方向に暴走する様子が面白くて、思わず笑ってしまいました😂 麻里衣ちゃんが純粋にヘアゴムの話をしてるだけなのに、周りが勝手にコンドームと勘違いしてるギャップがたまらないです。 左馬刻さんの「孕ますつもりで抱く」発言には不意を突かれて驚きましたが、キャラの強烈さがよく出ていて印象的でした。 千鶴さんが笑いをこらえてるシーンも好きです。脳みそ高校生男子な一同、ほんと賑やかで楽しかったです!