「※この物語はフィクションです。実在の人物及び団体等とは一切関係ありません」
〈6話〉
「『オレの人生ハードすぎる』」
燃え尽きて残りカスみたいになったアパートを見たとき、そう思った。
とっくに親とは死別してて、頼っていい親戚や大人はいない。
だからこそ自分の面倒はすべて自分で見たいのに、未成年にはそれすら許されなかった。
いくら背伸びしたって、自分の選択に責任を持つことすら難しい。
親なし、家なし、保証人なし、おまけに未成年。
人の3倍くらい不幸を背負ってる気がする。
もう人生がハードす*****************************
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