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桃side
「青〜、風呂入りに行くぞ~」「え…一緒に…?」「当たっり前だろ、そんなボロボロの身体見てたら、そりゃ不安になるわ。連れてくから大人しくしてろよ。」まだ青は状況に混乱しているのか、大人しく俺に抱きかかえられている。「紫ーくん!風呂入ってくる!」「はーい!」風呂入ってる最中に、青の体を見ると、痣ができていたり、いろいろあとがあった。スリッそう触ってみると、青はピクッとしてこちらを見た。「な、なに?」「…なぁ、これ痛くねぇの?」そう言うと青はまた前を向いて体をゴシゴシと洗った。「もう慣れた。」という青はとても痛々しかった。「 もう、慣れんなよ。俺等には、沢山甘えろよな。あと、そんなゴシゴシ洗うな。貸せ。やってやる。」青の体を優しく洗ってると、くすぐったいのかピクピクしている。「ちょっと、もうちょっと強く洗ってよ。」「だーかーら、体が傷つくだろうが、」青は不服な顔して体を預けてきた。可愛い奴。紫ーくんもこう感じてたのかなぁ。可愛いかどうか知らんけど…親みたいな、弟みたいな感じ。風呂から出ると紫ーくんは「仲良くなってていいね〜」なんて言ってる。いや、親か。「じゃ、訓練行ってくる。」さぁ〜、俺は守らなきゃいけないからな。
紫side
桃くんがそういったとき、青ちゃんは不思議そうな顔してた。青ちゃんの年齢はなんと、11歳らしい。めっちゃ落ち着きがあるじゃぁん…。もりさん、怖くなってきた。「…紫さん、桃さんどこ行っちゃったの…?」って上目遣いで聞いてきた。なにそれ。めっっっっさ可愛い。「紫でいいよ。青ちゃん、俺たちがマフィアなの知ってるよね?」「マフィア?」「そう、人を殺すことなんだけど依頼とか頼まれたらやるんだけど、そのために色々準備してるんだぁ〜、相手もマフィアとかの可能性があったりして危険だからね。」「ふ〜ん、紫ーくんって呼んでいい?」「うん、もちろん!」「ちょっと見に行きたい…」…どうしよう、青ちゃんは戦闘経験があるわけでもない。これで青ちゃんがマフィアになるとしたら、すごく不安なんだけど…「いいよ。行こうか!」もしかしたら駄目かも…って思ってた青ちゃん。綺麗な目がキラキラしてる。まじ可愛い…。青ちゃんは桃くんが動いているところを見たらさらに顔をキラキラさせた。「紫ーくん、これ僕もやってみたい!」俺の予想当たっちゃったよ…。まぁ、なるべくその人の意思に沿ってあげたいから、いいって言うしかないけど…「分かった、桃くんにも相談しようね。」