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僕らの14つのメモリー

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僕らの14つのメモリー

7 - 4つ目の思い出のカケラ⑦

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2022年07月16日

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もう,いやだ,、、、、また僕の風邪が人にうつった。普通の人はもしかしたらこんなに責任を感じないのかもしれない。でも,でも,自分のせいで友達が苦しんでるって考えると,やっぱり笑うのが辛い。悲しい,帰って本でも読もう。僕は何か悩みがある時決まって本を読む。忘れるのがいい事だとは思わない。でも,少し心が軽くなる。

「はぁぁー。」

いつもはため息なんてつかないのにな,なんて考えながら自分の部屋がある2階へ上がり自分の部屋に入った。そして『鹿の王』を見ながら時間の流れに揺られていた。

(「馬の跡も追えるのか」 声をかけると,サエは微苦笑を浮かべた。 「基本は同じですから。」)

「ご飯できたわよー。」

「はーい。今行くー。」

今読んでいるページを読み終えると駆け足で一階へ降りた。テーブルには3人分のご飯が置かれていて,もう一つ,テーブルではないところに一つ置かれている。お腹は空いているのに食欲はびっくりするぐらいない。空っぽの胃の中にハンバーグを詰め込む。本を読んだのに全く心は軽くならなかった。

「はぁぁー」

ため息をつくと幸せが逃げるなんて言うが幸せな人はため息なんてつかない。そしてため息は体内の酸素が循環するので体に良らしい,原理はあくびと同じらしい。今日はお風呂に入って早めに寝よう。その後はお風呂に入りベットについた。

「全然,寝付けない、、、、」

最近の悩みは2つ,一つ目ははるきくんやりゅうくんに風邪をうつしたこと。そしてもう一つは、みんなともっと仲良くしたいのにできない事。そしてこの二つは何日も前から考えている悩みで、そんな悩みを15分やそこらで解決するはずがなかった。気づいたらもう闇の中だった。


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