テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
※キャラ崩壊あります
※話の展開がごっちゃになるかもです。
※ゆり組の絡み少ないです。
《前回までのあらすじ》
プライベートで田舎町に旅行にきたSnowMan。ラウールの方向音痴により,道に迷っていたところ,近くを通ったおばあさんに声をかけ,なんとか旅館に案内してくれたので,お礼も兼ねて料理の手伝いをすることに,台所でゆり組の2人で料理をしていると,絆と名乗る女の子が現れる,絆は『いつまでここに?』と聞かれ『明日だよ』と答えると何やら浮かない顔,そんな顔を宮舘は察したのか旅館の名前を書いた紙を絆に渡す。
約束の時間に絆が現れ,告げられた言葉は『東京に帰って』困惑するSnowManだったが,ここはなんと“生贄の儀式”がある村だった。最初はドッキリだと疑ったもののプライベートなのでそれはないと確信,逃げるように促す絆だったがSnowManはこの村を救うことを決意する。
絆も主張に負け,SnowManと絆は旅館を出るのであった。
💙side
💚「今から,どこにいくの?」
俺たちは旅館を出て,絆ちゃんを先頭に,列になって歩いた。
あべちゃんがどこにいくのか問いかけた。
👧🏻「今から神社に行きます。」
💛「神社?」
神社…あ!あの時の!
思い出したと同時に,涼太を見ると,目が合った,涼太も思い出したみたいだ。
💙「もしかして,あの鳥居が綺麗だった!?」
👧🏻「え,見たんですか!」
❤️「絆ちゃんのおばあさんに旅館を案内してもらってた時にね」
💜「あー!なんかゆり組で話してたね!」
🤍「使われてないって言ってた割には鳥居が綺麗だったけどねぇ…」
👧🏻「実は…あの神社…儀式神社なんです」
「「「え?」」」
メンバー全員,声をそろえて驚いた。
🩷「でも,おばあさんが使われてないって…」
👧🏻「表面は使われてないと言われています。ですが,実は儀式会場なんです。」
👧🏻「普通,鳥居を抜け,階段を上がったら御社殿があって,そこで参拝をしたりしますよね?」
メンバーが頷いた。
👧🏻「実際にあの神社にもあります,ですがご社殿の裏に,道があるんです,その道を進んでいくと,広い敷地にでます,そこが,儀式会場なんです。」
🧡「そんなのが,ほんまにこの村に存在するん か…?」
👧🏻「はい…」
俺たちも,目を疑った,最初は優しい人たちばかりの村だと思ったのに…
🖤「神社に行ってどうするの?」
👧🏻「普段ならお金を入れるお賽銭箱がうちの神社にはあるのですが,そのお賽銭箱,実は開けられるらしくて,その中に儀式の全てが書かれた封印の巻物があると聞きました。」
💛「じゃあ,それを取ればいいってことね。」
👧🏻「はい」
くらい道を歩いていると,うっすら鳥居が見えた。
あそこに行けば…でも…いつ見つかるかわからない。
まじで…命懸けじゃん。言い出したのは俺たちだけど…俺,ちゃんとやれんのか…?
あの時は…村の人たちを救いたい…なんて言ったけど,心のどこかでは抵抗心があったのかもしれない…
ヒーローみたいなこと言ったけど,そんな簡単な話じゃねぇよな…
こんな状態なのに…村の人を救うなんて…
❤️「翔太」
下を向きかけた時,隣から,聞くだけで安心する声が聞こえた。
メンバーには気づいていないみたいだ。
💙「な…何?」
❤️「翔太に何があっても,俺は翔太を助けるから。」
💙「……ふはっ笑なんだそれ笑」
こんな時に王子様キャラかよ。いや,ロイヤルキャラって言った方がいいか。笑
でも,なんだか,緊張なんてどっかになくなった気がする。
ちゃんと届いてる。ありがとな。涼太。
心の中でお礼を言った。
神社も見えてきて,入ろうとしたのも束の間
👴🏻「生贄だぁぁぁ!!!」
「「「ッ!!」」」
遠くから,聖火のようなものを持った人たちが,こっちに走ってきた。
👧🏻「儀式の人たちです!皆さん逃げて!!」
絆ちゃんが声を上げた。くそっ!もう見つかったのかよ!
俺たちは来た道を全力で戻った。2メートルくらい離れたかな.あべちゃんが声を上げた。
💚「あれ!?絆ちゃんは!?」
その言葉で後ろを向くと,絆ちゃんの姿はなかった。
あれ!?絆ちゃん!?どこだ!?
あたりを探したけど,暗くて見えない,儀式の人も来てるし…ッ!
儀式の人の方向を見たら,大の字に手を広げて通行止めですとでも言っているかのように立っていた。
💙「あれ!!絆ちゃんじゃねぇか!?」
指を刺すとメンバーが一斉に振り向いた。
もしかして,自分だけ囮になるつもりか!?
どうしよう…!どうすれば…!
悩んでいると,今度が照が声を上げた。
💛「おいラウール!待て!」
気がつくと,ラウールは全速力で絆ちゃんの元へ走って行った。
🖤「ラウール!!」
俺たちはラウールの後を追う。
もしかして…ラウール…!
次の瞬間,ラウールは絆ちゃんの腰を持ち上げ,軽く飛ばした。
👧🏻「キャッ!!」
飛ばされた絆ちゃんは見たところ,骨折まではしてなさそうだ。
🤍「離せッ!!離せッ!!」
👨🏻「絆ちゃんじゃないか…!どうして生贄を庇った?」
👧🏻「っちが…ッ!」
👨🏻「何が違う?生贄を庇ったのも今日で4回目だ…4回目はないだろと言っただろう?」
👧🏻「…ッ…はぁッ…」
🤍「絆ちゃんッ!逃げてッ!」
👵🏻「あんたは黙ってなさい!!」
👨🏻「さぁ絆ちゃん…ついてきなさい…」
👧🏻「いやッ!」
絆ちゃん…!間に合ってくれッ…!
絆ちゃんが儀式の人に連れていかれそうになった次の瞬間。
👨🏻「うおッ!!」
男性は勢いよく倒れ,気絶した,
👧🏻「いッ…岩本さんッ…?」
そう,照が飛び膝蹴りをした。
🖤「絆ちゃん,いくよ.」
目黒に腕を引っ張られ,なんとか絆ちゃんを取り返すことができた。
👴🏻「くそッ…!この生贄だけでも連れてけ!」
🤍「離せッ!!」
👵🏻「ごちゃごちゃうるさいわね!ついてきなさい!」
最初の犠牲者が…ラウールになってしまった…
👧🏻「ごめんなさいッ…ごめんなさいッ…!」
草むらに隠れた俺たちに絆ちゃんは泣きながら謝罪してきた。
💛「絆ちゃん…」
👧🏻「ごめんなさいッ…!ごめんなさいッ…!」
怖くなって,自分を責めて,おかしくなってる.
早くなんとかしねぇと…でも…
🖤「絆ちゃん…!」
👧🏻「ごめんなさいッ…!ごめんなさいッ…!」
照と目黒が名前を呼んでも,絆ちゃんは謝り続けた。こちらの声が聞こえていないようだった。
🖤「絆ちゃんッ!」
👧🏻「ッ…!」
顔を隠していた手を,目黒は引き剥がした。
🖤「絆ちゃん…よく聞いて…?絆ちゃんは悪くないよ? 」
目黒が顔を覗き込むように,問いかけた。
👧🏻「どうして…責めないんですかッ…」
👧🏻「私が余計なことをしたからッ…ラウールさんはッ…」
💛「余計なことなんてしてないよ」
💛「絆ちゃん言ってたでしょ?命の保証はないって,これは俺たちのわがままでやってることだから,気にしないで?」
👧🏻「ごめん…なさい…」
🩷「よし!絆ちゃん謝るの禁止ね!」
佐久間が元気良く,言い放った。
絆ちゃんも驚いて目を見開いてる。
🩷「俺たちは“ごめんなさい”より“ありがとうございます”の方が聞きたいから!」
👧🏻「…優しすぎますよ…でも…ありがとうございます…」
❤️「よし,じゃあ,傷のところ見して,手当するから」
絆ちゃんがお礼を言った後,涼太はそう言った
なんとか絆ちゃんも落ち着いたみたいだし,問題はこの先なんだよなぁ…
💚「絆ちゃん,どうしたら儀式の人をあの神社から離せるかな」
あべちゃんがスマホのマップを見して提案した。
👧🏻「儀式の人は生贄の人を見つけたら絶対追いかける習性があるんです。」
👧🏻「だから,その隙に…行くしか方法はありません…」
え…ちょっと待て…それって…
💙「誰かが…囮にならなきゃ…いけないのか…?」
俺が静かに呟くと,絆ちゃんはゆっくり頷いた。
まじかよ…本当に…?
メンバーも目を見開いてる。この中で…誰かが…囮に…
数分の沈黙が漂ったところに,ある人が手を上げた。
💜「俺,囮になる。」
…はッ?え…ガチで言ってんのか…?
静かに手を上げたのは…ふっかだった…
💛「ふっか…!お前ガチで言ってんのか…?」
💜「こういうのは,最年長がやるもんだろ?」
❤️「そんなこと言ってる場合じゃないんだよ?!」
涼太と照が声を上げた。
でも,ふっかは冷静だった。
💜「俺は信じるぜ?メンバーがやってくれるってこと。」
その目は…真剣だった。
メンバーが何も言い出せなくなっていると。
🩷「ふっかが心配だから,俺も行くわ…!」
って,佐久間が元気良く答えた。
💚「佐久間!?ほんとに言ってるの!?」
💙「佐久間まで…」
🩷「こういうのは,大きい声を出せる奴がいた方がいいだろ?」
🧡「お,俺も行く…」
意外にも次に手を上げたのは,康二だった。
🖤「康二?!できるの?!」
🧡「お,俺…ずっとなんもしてないねん…」
🧡「最年少のラウールが…絆ちゃんを守ったんや…何もしないなんてあかんねん…!」
🩷「うっし!ドラマ班行くか!」
💜「おう!」
🧡「やるで!」
💛「ふっかはちょっと不安だけどな」
💜「おい!どういう意味だよ!わら」
照によるいじりで,少し場に微笑みが戻った。
❤️「はい,絆ちゃん手当終わったよ。」
👧🏻「ありがとうございます…!」
絆ちゃんは涼太にお礼を言った後.マップを指差した。
👧🏻「では,指示を出します。」
👧🏻「3人は,バス停に向かってください。」
❤️「バス停?」
👧🏻「ここには2箇所バス停があります,ですが,あれはダミー。」
👧🏻「バスなんて,来ないんです。」
え…バスが来ない…?
どういうことだ…?じゃあ…なんでバス停が…
疑問に思ってると,あべちゃんが聞いてくれた。
💚「じゃあ,どうしてバス停が?」
👧🏻「生贄の人たちが,儀式の人たちに見つかると,生贄の人たちは,バスで逃げようとするんです。」
👧🏻「ですが,バスなんて来ないので,儀式の人に捕まってしまう…と言うことなんです。」
🖤「騙すための設置ってことか…」
そんな…ひっでぇな…
👧🏻「なので,そこにいけば,儀式の人たちに会うはずです。」
🩷「わかった!」
💜「会ったら,三分割に分かれよう。」
🧡「わかったわ!」
👧🏻「私の合図で,この森から出てください。」
🩷「まかせろ!」
💚「ごめん,頼んだよ。」
🖤「できるだけ,神社から離してね。」
💜「おう。」
👧🏻「今です!」
絆ちゃんの合図で,3人が飛び出す。俺たちは,バレないように覗き込んだ。
👴🏻「いたぞ!生贄だぁぁぁ!!」
💜「うお!ガチかよ!!」
🩷「くっそ!こっちだ!こっちにバス停がある!」
🧡「ちょ,ちょぉまってやー!!」
3人はバス停に走って行った。
👧🏻「今です。いきましょう!」
俺たちは遅れて飛び出し,神社へ走って行った。
3人とも…頼んだぞ…!!
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