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(はぁー、今日は色々あったなー。)
疲れた私は家に帰ってからすぐお風呂に入って部屋着に着替えた。
(スマホの通知がきてる。菅原さんからだ)
【西川、ちゃんと家に帰れたー?笑】
〖失礼な!帰れましたよ!〗
【ごめん、ごめん笑 てか言い忘れてたけど、 来週1年生が試合するんだ。】
【手伝ってあげて。】
〖わかりました。〗
〖そういえば、他校との試合とかはないんで すか?〗
【あー、少し先だけどあったと思うよ。】
(そうなんだ。結構楽しみだな)
私はスマホから一瞬目を離すと、壁にあるものが見えた。
『イヤァァァ!!!』
〖菅原さん!!!ゴキが!!れ!〗
【えー笑 今家にいる?】
〖はえ!助けてください!!〗
【まじ。家だよ??】
【とりあえず今向かってるから待ってろー笑】
〖ありがたうごさいます〗
とにかくいまゴキから目を離したら”死”!!
(菅原さぁーーん!!)
私がビクビクしながら固まっていると、数分たった後にピンポンがなった。
(来てくれた、!)
ダッシュで階段をかけ降り扉を開ける。
『す、菅原さん!!』
「大丈夫?どこにいるの?」
『私の部屋です!!来てください!』
「え、まじか。」
「それはまずいかも…」
菅原さんが何か言った気がしたが、私は焦りすぎて聞こえなかった。
菅原さんの手を引っ張り部屋に入る。
『あそこ!あそこにいます!』
「おー笑 任せなさい!」
私は怖くて菅原さんの腕にくっついていた。今思えばすごい失礼である。
「よし!これで完了!」
『ありがとうございます!』 😭
「いーのいーの。」
「それよりもう限界だから俺帰るね。」
『限界…?すみません!、』
「んー、分かってないなー笑 西川、これ俺以外にやらないでね。」
『?分かりました。』
「じゃ、またDMで話そ!」
『はい!』
私は走っていく菅原さんの背中を家から見つめていた。
(?さっきまで気づかなかったけど、菅原さ ん、首と耳真っ赤だ。)
(風邪かな…)
私は菅原さんにDMで
〖体調お気をつけてください。〗
と送って私は寝てしまった。
<続く>