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#Snow Man
さくらさく🌸
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NIKITA
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junp_
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クリオネ?
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目黒side
あっという間にデートの日に。てか、俺カッコいい服とか持ってないよ?何着ればいいの?髪とかセットしたほうが良かったかな?いやそんな時間も金もねえ。
とりあえず、白シャツを着てみたけど、地味すぎる…
ピンポーン
やべっ。先生、もう来ちゃった?待ち合わせの1時間前なんだけど。先生、そんなに前もって行動するタイプなの?
てか、なんも準備出来てねぇ。どうしよつかな。一旦待ってもらう?
ガチャ
mg「ごめんなさい、まだ準備が…」
ru「やっほ!」
mg「ラウール!?なんで」
ru「めめのことだから、デートで着る服悩んでるだろうなって」
mg「察しがいいな、お前…」
ラウールにはデートに行くことを事前に伝えていた。唯一の相談相手だし、それ以上にラウールが俺達に興味津々だから。
まさか、俺が準備で悩んでることも勘づいてるなんて、本当に手に負えないな。
ru「タンス見せて貰うねー。って、これだけしかないの?」
mg「仕方ねーだろ、金無いんだから」
ru「ま、そういうのもあるだろうと思って持ってきたよ。俺の服」
mg「え?」
ru「貸すよ?」
mg「は?いや、お前足長すぎるから俺じゃ丈長すぎるだろ」
ru「ズボンは前着てたやつ。もう入らないからあげる」
mg「あげるって…」
ru「捨てるほうが勿体ないのよ」
mg「まあ、それはそうか…」
ru「はい!じゃあ選ぼう!」
そう言って、ラウールは持っていた大きな紙袋をひっくり返した。
mg「いや、こんなに?何枚あんの」
ru「分かんない。取れるだけ取ってきた」
mg「まじか…ほんとに借りていいの?」
ru「うん。いや、逆に使って?デート成功して欲しいのっ!」
最初から最後までラウールは優しい。たまに毒吐くけど、根は優しくていい奴だから頼りになる。
mg「ありがとう。じゃあ、遠慮なく」
ru「いえいえ〜」
結局、ラウールと相談しながら服を決めた。ラウールはセンスあるから、組み合わせとか、服だけじゃなくて靴とかアクセサリーとか、バランスを考えてくれる。
最終的に、図書館デートということもあって、白シャツにアイボリーのニットを羽織って、アクセントに細めのネックレスをつけた。さっきの俺とは段違いだ。
mg「ありがとうラウール。まじで悩んでたから助かった」
ru「それは良かった。もうすぐだよね?約束の時間。じゃあ俺帰るね」
mg「分かった。本当にありがと!」
ru「どういたしまして。あっ、ニットとネックレスは絶対返してよ?」
mg「分かってるって笑、じゃあね」
ru「ばいばーい」
ガチャ
嵐の後の静けさだな笑。
阿部side
どうしよう。どうしよう、どうしよう、どうしよう、どうしよう。
服どうする?いや気にしなくていいだろ、いつもの感じで。いやでも、なんかなぁ。
ここまで気にする必要ないのに、どうしてここまで考えちゃうんだろう。
それほど、自分の中で目黒くんが大切な存在になっているのだ。多分、昔の自分と重ねて、助けたい、楽しませたいと思っているのだ。上から目線で呑気な奴だな、俺。
早すぎず、でも待たせたくないという思いもあり、結局15分前に着いてしまった。
ピンポーン
ガチャ
mg「どうも…」
ドアを少し開けて顔を覗かせた目黒くん。少し可愛らしくてふと笑みがこぼれる。
ab「どうしたの?笑、そんな緊張しなくてもいいんじゃない?」
mg「いや、先生とどっか出かけるの初めてだから、なんか、不思議で…」
段々緊張がほぐれたのか、少しずつドアを開いた。
目を奪われた。今まで見たことないくらいオシャレで、整った顔やスタイルがより際立つ。世の中に、こんなイケメンが存在するなんて、信じられないくらいだ。
mg「先生?」
ab「あっ、ごめん。何だっけ?」
mg「話聞いてました?」
ab「ごめんごめん笑、それで?」
mg「あー……いや、なんでもないです」
ab「そう……なら良いけど」
mg「行きましょ!楽しみにしてたんすよ」
ab「そんなに?笑、ありがと」
それから二人で図書館へ向かう。図書館なら人もそこまで多くないし、静かな空間だから目黒くんも行きやすいと思う。
図書館までは目黒くんの家から電車で10分程度の場所にある。
休日の昼前というのもあり、電車の中はかなりの人だかりで。俺はドアに寄りながら、目黒くんと向き合う形になってる。
近くで見ると、目黒くんがよりかっこよく感じる。逆に近すぎて、少し緊張している自分もいる。
ガタン!
電車が急に揺れて、壁ドンされてるみたいな状況になる。いや、どういう状況?
mg「あっ…すいません…//」
ab「ううん…//」
少し照れてしまう。いや、少しどころじゃない。心拍数はどんどん高まり、耳を澄まさなくても、心臓の音が分かってしまう。
どうにかこうにか、電車を降りて図書館まで来た。さっきのことは忘れて、いつも通り接していく。
ab「ここさ、図書スペースの隣にカフェスペースがあるからお昼も兼ねれるんだよね」
mg「珍しいっすね、図書館って本汚しちゃダメじゃないっすか。飲食禁止のイメージ」
ab「そうなんだよね〜。でも、本汚したら報告しなきゃだから、まあ、利点あり欠点ありってとこかな」
mg「へー」
なんやかんや言いながらも、カフェでサンドイッチを食べる。
店内BGMも相まって、落ち着いた空間で目黒くんも楽しんでくれてるみたい。
mg「先生、ここにどんくらいの頻度で来てるんすか?」
ab「月に、2回くらいかな?行きたいって思ったり、落ち着きたいなーってときに来るから、決まって何回とかはないかな」
mg「そうなんすね」
お昼を食べ終えて、図書館を回る。新書から小説、絵本や雑誌まで幅広く置いてある。
mg「先生は小説とか読むんすか?」
ab「結構読むよ」
mg「えっ、どんなのっすか?!」
ab「ミステリーとか、考察系、青春物も気になったら読んでる」
mg「じゃあ、恋愛小説、とかも…?」
ab「……気になったらね」
なんで恋愛小説とか聞いてくんの。読まないことはないけど、なんだか恥ずかしいじゃん。
ab「目黒くんは小説とか読むの?」
mg「全然、長いし、文字多いしで眠くなっちゃうんで」
ab「目黒くんらしい笑」
司書「あの、少し静かにして頂けると…」
ab・mg「すみません…」
図書館だし、静かにしていないと駄目だったのに、思わず話が盛り上がってうるさくしてしまった。注意されたのに、お互いを見て笑い合ってる。
すると、小声で目黒くんが聞いてきた。
mg「なんかオススメありますか?」
ab「えー………『ぼくたちの告白』とか」
mg「どういう系っすか?」
ab「ミステリーに近いかもだけど、ラストが大どんでん返しなんだよね」
mg「面白そう」
ab「長いよ?笑」
mg「先生のオススメなんで読みます!」
ということで、帰りに本を借りて帰った目黒くん。本当にあの長さを読む気かな?俺は読めたけど、多分、目黒くんは途中ギブアップだろうな。
帰りは意外にも夜遅くなって、日も暮れていた。心配もあり、目黒くんを家まで送る。
mg「今日は、ほんとにありがとうございました。少し、人馴れ出来た気がします」
ab「少しずつでいいからね。無理する必要ないから」
mg「はい。ところで、どうしてこの本を読みたいって思ったんですか?」
ab「うーん……………ネタバレになるから言わないでおくね」
mg「?…分かりました」
理由はね、その物語の重要人物が、
虐待を受けてたから。
俺も、同じような境遇で、助けてほしいって、同情を含めて、読んでみたいと思った。
本を読んで、改めて思った。俺の家庭は普通じゃなかった。いや、当たり前の家庭環境じゃなかった。
それを、俺は当たり前だと飲み込もうとした。普通だと信じ込んだ。
それに対して、勇気を出した物語の登場人物を見て、俺の惨めさを感じた。
どうして俺だったの?なんであんな親のもとに生まれたの?どうして、虐待なんかしたの?
mg「先生っ、…なんで泣いて…、」
ab「えっ……(泣)」
そんなことを考えてたせいか、目黒くんの目の前で涙を溢してしまった。涙は見せないって決めてたのに。
ab「ごめん…(泣)、なんでもないよ…。気を付けて帰って」
涙でぐしゃぐしゃになった顔を見られたくなくて、振り返って帰路に立とうとした時だった。
mg「先生!」
ab「何?」
振り返った瞬間だった。
目黒くんの唇が、俺の唇と重なったのは。
コメント
3件
え、やばい続きが気になりすぎる!この後の🖤💚はどうなるのか!💚は多分🖤の事が好きなんだけど気づいてないんだよね?💚気づいてー!

うー🥰 💚の過去も気になる 2人が恋に落ちて下さい。
読んだよ、14話…!もう、めちゃくちゃ良かった… デート前の目黒くんのソワソワした感じとか、ラウールが服貸してあげるシーン、優しさが溢れててほっこりした。あと図書館で話が盛り上がって注意されて笑い合う2人、めっちゃ可愛かった〜🥺 でも最後の阿部先生の涙…そして「虐待」という重み。先生も同じ痛みを抱えてたんだね…。その傷を知った上でキスをした目黒くんの行動、すごく深いなって思った。優しくて切なくて、胸がぎゅってなったよ。この2人の関係、これからどうなるんだろう…。続きが気になりすぎる😢🌙