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⚠️、薬、病み
🇨🇦︰…くすり、きれちゃった。
僕は破け散っているくすりの袋を撫でた。
もう、これ無しではやっていけないな、僕。
🇨🇦︰…よっこいしょ…(ﾑｸｯ…
変な掛け声と共に起き上がり、何故か歪な形をしているカレンダーを眺める。
今日の日付を探し、そこに書いてある予定を見る。
🇨🇦︰…はぁ、今日会議あるんだ。
僕はそこら辺に置いてあったペンを掴み、キャップをきゅっと取る。
🇨🇦︰まぁ、僕には関係ないことだけどね。
そして僕は【今日は大事な会議の日】と書いてある場所を黒い油性のマーカーで塗りつぶした。
辺りにマーカーの酸っぱいような独特な匂いが広がる。
🇨🇦︰…これも全部何がいけなかったんだろう。
あいつだ。
あいつ、
あれ、
…
誰だっけ。
そう思って辺りを見渡す。
🇨🇦︰…
見つけた。
僕を狂わせたもの。
🇨🇦︰…兄さんだ。
🇨🇦︰兄さんなんていなければ…
🇺🇸(小)︰ごめん”らさいっ!!ゆるじてｯお父様っ!!!!(泣
ばちん、どかん、と音が聞こえる。
🇬🇧︰誰が話しても良いと行ったのですか。罰としてもう1セット行きますよ。
🇺🇸︰いゃっ!!!!いやだぁっ!!!?(泣
悲痛な声
響く不快な音
🇨🇦(小)︰…お兄ちゃん…っ…
🇬🇧︰あら、カナダが起きてしまいました。
そう言ってお父様は乱暴にお兄ちゃんを投げる
🇺🇸︰げほっ!?、はぁっ、はぁっ…(泣
お父様は強い目でお兄ちゃんを見据える。
🇬🇧︰次はもうないと思いなさい、アメリカ 。
ｷｨｨ…がちゃん🚪
🇺🇸︰けほっ、けほっ、カナダ…っ、、(泣
🇨🇦︰あぁぁ…喋らないで、傷の手当しようよ。
そう言って僕は慣れた手つきで湿布などを貼っていく。
🇺🇸︰…ありがと、カナダ、僕がお兄ちゃんなのに…
🇨🇦︰またそれ言った、僕はお兄ちゃんがいてくれたらいいの!
🇺🇸︰…ほんと…?
お兄ちゃんの反応に、コクリとぼくは頷く
🇨🇦︰そう、お兄ちゃんなら大歓迎だよ!
🇺🇸︰カナダ…っ!(ｷﾞｭｯ
🇨🇦︰わわ、！どうしたのお兄ちゃん!?//
いきなり抱きついて来られたので僕は驚いた。
🇺🇸︰…僕はずっといるからね。
その言葉が
🇨🇦︰…っ!うん!!!(ﾆｺｯ!
あのころは嬉しかった。
🇺🇸︰ーーー!!?ーー💢!!!ーーー!
🇬🇧︰ーー!!!!ーーーー!!!!!!?ーーーー
2人の喧嘩が最近酷くなってきた。
何やら、兄さんが独立に向かうらしい
🇨🇦︰…
🇺🇸︰っ!カナダっ!
兄さんは僕を見つけると、すぐに走ってきてくれた
🇺🇸︰…独立しようとするんだけど、こっち側について戦って貰えないかな…?
🇨🇦︰…いやだ
🇺🇸︰…え、
兄さんはなんとも言えない顔でこちらを見てくる
🇨🇦︰僕は父さんに着く。
父さんが負けた。
兄さんが独立した。
最初は勝ってたのに
段々と勢力が落ちてきて
…僕らが負けた。
🇨🇦︰…(ﾄﾞｻｯ
僕は1人残された戦場に座り込む
🇨🇦︰っっ、なんで…っ、
僕は余った力を拳に入れる。
🇨🇦︰ずっといるって言ってくれたじゃん…!
🇨🇦︰嘘つき!嘘つき!!!!兄さんの嘘つき!!!!!どうせ僕のことなんとも思ってなかったんだ!!!!!
🇨🇦︰僕は…っ(泣
🇨🇦︰…あぁあ”ぁあぁぁ”ぁぁぁ!!!!!!(泣
…僕はあの時、大人気ないほど叫んだ。
その後、僕も独立する時がやってきた。
独立後、兄さんは昔より僕と遊んでくれるようになった。
嬉しかった。
嬉しかった。
心にぽっかり空いた穴が塞がったような、
満たされるような気持ち。
🇨🇦︰…ねぇ、兄さん。
🇺🇸︰ん?
僕は思い切って聞いてみる
🇨🇦︰僕とずっと一緒に居てくれる?
僕は返答を待った。
1秒1秒長く感じた
🇺🇸︰当たり前だろ!!兄弟なんだからな!!(ﾆｺｯ
🇨🇦︰…!!
🇺🇸︰それに俺、覚えてるからな、カナダに昔「僕はずっといるから」って言ったこと!
兄さんはにこっと笑いかける。
🇨🇦︰っ、ありがとう兄さんっ…(泣
🇺🇸︰what!?なんで泣いてるんだ!?どうしたんだよカナダ!?(オロオロ💦
心配してくれてる兄さんが面白くって、泣きながらちょっと笑ってしまった。
その言葉を聞いた瞬間の僕の顔は、多分誰よりも笑顔に染まっていたのだろう。
幸せだった時
兄さんが結婚した
相手は日本だった。
…僕は祝ってあげた
嫌だったけど
兄さんは幸せそうだったから
兄さんには幸せになって欲しかった。
でも、
僕は…
幸せじゃなくなった
そして、今に至る
🇨🇦︰…はは、なんか僕、バカみたい
僕の宝物だった物から目を逸らし、棚の方へ歩く
🇨🇦︰そういえばくすり、ここにもあったよね…♡
僕はカサリと袋からくすりを取り出した
🇨🇦︰じゃ、いただきまーす…
そう言って隠していたくすりをひとつ食べた。
🇨🇦︰ｺﾞｸｯ…ん、もうひとつ…(ｽｯ…
手を伸ばした、その時
…くらっ、
🇨🇦︰…?
体が意識せずに傾いた
ぐわん…
🇨🇦︰…っ?
また傾いた
🇨🇦︰…なにこれ、何がおこって
ぐらっ…バタンッ!!!!!!!
突然、地面に体が打ち付けられた。
🇨🇦︰っ…!?
目の前がぼやける
頭もガンガンと痛い
これじゃまるで
🇨🇦︰最初くすり飲んだ時見たい…っ…(痛
頭痛が鳴り止まない
ガンガンなって止まらない
🇨🇦︰痛ぃ…ｯ、苦しい…ッなんで急に…!!!!(激痛
激痛から逃れようと、体をじたばたと陸に上がった魚のように動かしたが、悪くなる一方だ。
少し涙が溢れた
🇨🇦︰はっ…はっ…ｯ(泣)痛ぃ、、!!!痛い…!!!誰か…っ!!
そういいながら、意識が遠のいで行く。
周りが水中を覗いた時見る景色のように歪んでいく
………あ、もう死ぬんだ。
🇨🇦︰(僕、こんな人生のまま死ぬんだ…)
その時、僕の部屋のドアが空いた、
？︰っ、大丈夫かっ…!!!(ﾀｯ…!
…あ、誰か来たんだ
…ロシアかな?
そう思った瞬間、僕の意識はシャットダウンした
コメント
5件
救われてくれぇｯ!カナダァｯ!
ここで終わるんですか？！ 続き楽しみにしています
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