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〜💙side〜
🧡『しょっぴー!ラウ!会いたかったわ!』
🤍『もう止めてよ笑笑』
💙『くっつくなよ!子どもか!』
🧡『ええやん!寂しいんや!』
💙『…ずっと会えない訳じゃないだろ。』
❤️『翔太、本当は嬉しいと思ってるんだからそんなこと言ったらダメだよ。』
💙『別に思ってねーし…。』
💚『わかり易いよねぇ笑』
💙『うるせぇ!』
🧡『しょっぴーの声が1番大きいわ。』
🤍『うん。ここ、病院だからね?』
💙『…誰のせいだよ…。』
ラウールと2人での仕事を終えてそのまま阿部ちゃん達がいる病院へとやってきた俺とラウール。
病室に入るといきなり康二は抱きついて来るし何故か俺が怒られてるし…。
けど3人とももう元気そうで良かった。
💙『ゆっくりしとけよ。明日から仕事再開するんだろ。』
💚『お陰様で。クイズの勉強いっぱいできた。』
❤️『たしかに。ゆっくり出来たよ。』
💙『それは良かったけど相変わらず阿部ちゃん勉強してんのか…』
💚『癖…と言うのかな…落ち着かなくて💦』
❤️『ベッドの上で本読ながら全然寝てなかったよね。』
💚『嘘言わないでよ笑』
💙『俺らのこと無茶し過ぎって言えねーぞ…』
💚『だからちゃんと寝たって!』
珍しく慌ててる阿部ちゃんにおれも弄ったけど面白くて吹き出しそうになった。
🧡『…せやけどそんなゆっくりはできへん。』
🤍『…康二くん。』
康二の言葉に賑やかだった病室が静まり返った。
康二が佐久間のことを言っていることはその一言だけで分かった。
仕事をしながら佐久間を探す日々…
闇に連れて行かれたことは分かってるけど連れていったロギって奴は全然出てこない。
もちろん佐久間のことは信じているけどもう襲われてから時間が経ってしまった…
無事とは言えないはずだ…
❤️『康二。佐久間のことを助けるって決めたはずでしょ?佐久間ならきっと大丈夫だから。』
💚『うん。不安な気持ちは分かるけど俺たちが諦めちゃったら佐久間はずっと闇の中に閉じ込められちゃう。それにこの世界も守れない…。』
🧡『…ごめんなぁ…。…分かっとるはずなのに…こんな弱気なこと…。』
謝りながら康二が泣き始めた。
奴らの強さは俺たちはまだ何も知らないし大切なメンバーが闇に支配された。
不安な気持ちになるのは当たり前だ。
🤍『康二くん。一緒に戦おう。俺たちで。』
💙『…そうだな。俺たちは9人だ。闇がどんなに強くても負けるはずがない。』
康二に声をかけてはいるけど俺は自分に言い聞かせているみたいに言葉をだす。
💙『…なんか飲み物買いに行ってくる。』
❤️『手伝うよ。』
💙『ありがとう。』
正直俺も不安が大きくなったから自販機で飲み物を買いに外に出た。
康二が悪い訳じゃない。
けど俺も泣いてしまいそうになったから…
❤️『無理しないでね?』
💙『…え?』
病室を出て自販機に向かっていると隣を歩く涼太が静かに声を出した。
❤️『こんな状況なんだからみんな不安なのは当たり前だよ。翔太1人だけで全部を背負う必要は無いから。』
💙『…ああ。ありがとう…。』
さすが幼なじみだ…
俺の考えてる事は全部お見通しだな…。
💙『…なんか寒くね?』
❤️『…うん。俺も感じた。』
急に真冬のような寒さを感じた俺と涼太。
今は冬じゃないのにめっちゃ寒い…
何だこの寒さは…
❤️『危ない!』
💙『…え?』
ドカーーん!ドカーーん!
💙『なんだ!?』
異様な寒さに異変を感じていたら突然空から黒い物体が降ってきているのが見えて俺達はその場に伏せた。
💚『翔太!舘さん!』
🤍『2人とも大丈夫?』
❤️『大丈夫だ。』
🧡『なんなん今の?』
💙『…分からない。黒い物体が何個も空から降ってきて…』
攻撃が止まって立ち上がって周りを見ていると俺たちのところに阿部ちゃんと康二とラウールが駆け付けてくれた。
けど建物や地面に大きな穴が何個も空いていてその中に黒い物体も落ちていた。
❤️『…石…か?』
💚『でもすごい冷たいし…氷?』
🤍『…黒い氷?』
俺たちの中で氷を操るのはめめだけどこんな事をめめがするはずがないし黒い氷とか聞いた事ない。
まさか奴らの攻撃か…?
『…貴様たちがSnowManか。』
💙❤️💚🤍🧡『……………………!!』
🧡『誰!?』
壊れた病院の外から真っ黒い服を着た怪しい男が俺たちのことを見つめていた…
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