テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
1,761
86
3,201
旅行当日の朝。まだ外は少し薄暗い時間。
心音は誰よりも早く起きて、荷物を確認していた。
心音「薬……よし。」
ロゼ「保険証。」
らいと「飲み物。」
メルト「着替え。」
みかさ「お菓子!」
心音「お菓子は最後。」
みかさ「はーい。」
すると二階から小さな足音が聞こえてきた。
とてとて……
らぴす「ふわぁ……。」
眠そうに目をこすりながら階段を降りてくる。
心音「おはよう、らぴす。」
らぴす「しおにぃ、おはよぉ……。」
ロゼ「まだ眠そう。」
らいと「昨日はちゃんと眠れたか?」
らぴす「いっぱい寝た!」
メルト「それなら安心。」
みかさ「今日はいよいよ旅行だね!」
らぴす「うん!」
らぴすは嬉しそうに笑った。
その笑顔を見て、兄たちも自然と笑顔になる。
その時。
ピンポーン!
玄関のチャイムが鳴った。
みかさ「来た!」
ドアを開けると――
莉犬「らぴぴーー!!」
てると「旅行だー!」
やなと「寝坊してない?」
はりま「おはよう!」
まぜ太「準備できたか。」
らぴす「みんな、おはよう!」
莉犬は嬉しそうに駆け寄る。
莉犬「らぴぴ、今日いっぱい楽しもうね!」
らぴす「うん!」
心音「その前に。」
全員「?」
心音はバッグを開き、一つずつ確認を始めた。
心音「薬。」
ロゼ「ある。」
心音「飲み物。」
らいと「ある。」
心音「おやつ。」
みかさ「いっぱい!」
心音「体温計。」
メルト「入ってる。」
心音「救急セット。」
ロゼ「問題なし。」
莉犬「すごい……。」
てると「完璧だ。」
やなと「さすがお兄さん。」
はりま「安心だね。」
まぜ太「これなら大丈夫。」
らぴす「しおにぃ、心配しすぎだよぉ。」
心音「心配する。」
らぴす「えぇ……。」
ロゼ「いつものことでしょ。」
らいと「もう慣れた。」
メルト「心音らしい。」
みかさ「愛が止まらない!」
心音「当然。」
らぴすは思わず笑ってしまった。
みんなで車に乗り込む。
心音「らぴすは真ん中な。」
らぴす「はーい。」
右にはロゼ。
左にはメルト。
前には心音。
後ろにはらいととみかさ。
そして別の車で、莉犬たちいつメンも一緒に向かうことになった。
車がゆっくり走り始める。
らぴす「旅行だぁ……。」
窓の外を眺めながら、小さくつぶやく。
心音「嬉しいか?」
らぴす「すっごく嬉しい!」
ロゼ「よかった。」
らいと「楽しもう。」
メルト「途中で休憩もしようね。」
みかさ「サービスエリア楽しみ!」
らぴす「あはは!」
その頃。
いつメンの車では――
莉犬「らぴぴ、喜んでたね!」
てると「笑顔かわいかった!」
やなと「いっぱい写真撮ろ!」
はりま「思い出たくさん作ろう!」
まぜ太「……。」
莉犬「まぜ太?」
まぜ太「旅行中も無理はさせるな。」
てると「もちろん!」
やなと「約束!」
はりま「みんなで守ろう!」
莉犬「らぴぴが笑顔で帰れる旅行にしよう!」
全員「おー!」
一時間後。
最初の休憩場所に到着した。
心音「少し休もう。」
らぴす「うん!」
車から降りると、心地よい風が吹いていた。
莉犬「らぴぴー!」
らぴす「莉犬くん!」
てると「サービスエリア広い!」
やなと「お土産見たい!」
はりま「あとで見よう!」
まぜ太「まず休憩。」
らぴす「うん!」
みんなでベンチに座り、飲み物を飲みながらひと休み。
心音「体調は?」
らぴす「大丈夫!」
ロゼ「無理してない?」
らぴす「してないよ!」
メルト「顔色もいいね。」
みかさ「よかった!」
らぴす「おなかすいた、…」
莉犬「聞こえた!」
てると「可愛い!」
やなと「お腹すいたね!」
はりま「朝早かったもんね。」
まぜ太「何か食べるか。」
心音「ちょうど休憩時間だ。」
ロゼ「少し食べよっか。」
らいと「無理すんなよ。」
メルト「温かいものあるかな。」
みかさ「みんなで食べよう!」
らぴすは照れながらも、小さく笑った。
こうして旅行は、笑顔いっぱいのまま始まった。
でも、このあと――
旅行先で、らぴすに思いがけない出来事が待っていることを、まだ誰も知らな
かった。
――続く。
第15話予告
「初めての旅館!」
旅行先の旅館に到着!
みんなで温泉や夕 食を楽しむはずが、らぴすの体に少し異変が起こり始め
て……。
Next❤400.🌾5
コメント
7件
続き楽しみ𐔌՞⁔•͈ ·̫ •͈⁔՞𐦯⋆꙳
続き楽しみにしてます!
続きが楽しみです!😄