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「長尾さんはすごく良い感じに回復していると思います」

駿「本当ですか…?」

「はい。確実とは言えませんが、高い確率でそろそろ目を覚ますと思われます。そして、耳は聞こえているでしょう」

丈「ありがとうございます」

「いえ、では、これで失礼いたします」

駿「……」

和「ふたりにしよか?」

駿「……でも」

和「俺らのことは気にせんでええよー」

丈「今日、仕事あるの大吾と恭平だけやんな」

大「うん、でもまだ2時間くらいあるし、大丈夫やで。現場もこっから近いから」

駿「じゃあ……お願いしてもいいですか、?」

丈「はーいみんな撤収〜あ、どれくらいがええ?」

駿「…30分くらい?」

丈「おけ。よーし行くで」

大「ゆっくりお話しなね、」

駿「ありがとう…」



















みんなが部屋から出たあと、しばらく何を話せばいいのかわからないでいた。

今、謙杜は耳が聞こえている。

そのせいか、すごい緊張してて、、

俺はひどいことをしたから。

メンバーは、大丈夫やでって言ってくれてる。

さっきやって、本当に、救われた気がした。

でもやっぱり……

こんなにも弱らせてしまった自分の行動が悔やんでも悔やみきれない。

駿「……ごめんなさい」

駿「ごめんなさい、謙杜」

駿「もう、俺…謙杜なしで生きられんわ…」

駿「謙杜が大切すぎる」

駿「大切で、大事で、重要で、存在が大きすぎて」

駿「……康二くんにはね、振られちゃった」

駿「誰が1人を好きになるなんて、できないって」

駿「康二くんらしいよね」

駿「康二くんに振られたから、長尾にするとか、そういうのじゃない」

駿「長尾が、長尾のことが、好きすぎるんや…」

駿「振ったくせに、意味不明なこと言ってるのはわかってる」

駿「自分でも、よくわからないけど…」

駿「………ごめん、長尾」

駿「これからすること、許してほしい」

駿「…………」






































チュッ、






































俺は、長尾の唇に口づけした。

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きゃぁぁぁ!((( キス最高ですぅぅぅ!

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