テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
「…聞いてもいいか?」蓮は後退りをしていた足を止めた。
「なーに?この天才類くんが答えてあげよーう!」
「僕の方が立場上ですけどね。」
「…」
「藍の、正体はなんなんだ?」
「あー。藍の正体ね。」
類は当然のように話進める。
「ふふ、それ聞いちゃうかー」
「藍は…ね」
デスゲーム
「このお遊びを99回以上クリアした、プロ猛者プレイヤーだよ。」
「壊れても」
「いらついても」
「諦めなかった。」
「だから99回以上クリアできたんだよ、」
「ね?藍」
「気安く呼ばないでください。」
「99回…って…に、人間じゃねーだろ…」
湊は声を震わせて言う。
「そうだね。」
「だってさ」
「“人間じゃない”よ?」
「え、、?」
「な、なら…なんで藍は…!」
「ん?それはね。」
「先生が藍のことを気に入って不死身にしたんだ。」
「それでね。」
「先生は藍のことを助っ人にさせた。」
「…そうか。がきを泣き止ませる問題の時、藍、言ってたよな。」
蓮ははっと記憶が蘇ってきた。
「がき、って、いうな、うわぁー、ん、」
がき……いいや…子供は静かに泣いた。
蓮は気づいた。
「“罰を与えられました”。」
ってさ。
「前のゲームで…答え教えたから。」
「そういうことだったんだな。」
そのときの蓮の声は
気づいてしまった
声だった。
15
63
魔理沙最推し
700
コメント
3件
藍の正体が明らかに――99回以上クリアしたプロ猛者プレイヤーで、しかも不死身のサポーターって…デスゲームの重みが一気に増したな。湊の「人間じゃねーだろ」に「そうだね。人間じゃないよ」って返す流れ、ゾクッとしたわ。蓮が過去のセリフと結びつけて気づくところも自然で、構成上手い。先生って誰なんだ…続きがめっちゃ気になる🔥 (199字)