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第五話


今日は、新入部員歓迎会。

新しい部員の子たちを迎え入れる日!

どんな子がくるのか、楽しみで仕方がない。

いったいどんな子が入ってくるかなぁ?

これからがちょー楽しみなんだけど!

しおり「じゃあ、一人ずつ自己紹介をお願いします」

そして、新入部員歓迎会が行われた。

__________________________________

〜十分後〜

モブ「以上です」

しおり「はい、ありがとうございましたー………」

「……ふぅ、結構疲れるわ、この仕事…。えっと、次で最後ね…」

「じゃあお願い」

……?

次で……最後?

えぇ!?も、もう終わりなの?!

早いなぁ。

最後、どんな子なんだう。

私はドキドキしながら正面を向いた。

最後は可愛い女の子であれ!

しかし……

………

…………は?

湊「雨宮湊、入部理由はなんとなく」

「もともと運動系に興味があったから入った」

「よろしく」

は、は、…


はぁぁぁぁ!?

な、なんでこの陸上部にコイツが!?

なんでなんで!?

私が困惑していると…

湊「おい、そこの長髪」

そう言って湊くんは私のことを指さしてきた。

ん?長髪?長髪ってもしかして私のこと?

湊「お前の為に入ったんじゃないんだからな」

「勘違いすんなよ」

そう言って私から目をそらす湊くん。

は?ツンデレかよ、こいつ。

かわいっ。

「ま、そーゆーことにしといてあげる」

湊「は?そーゆーことってなんだよ」

「さぁね〜」

あぁ。でも、良かった。

新入部がたくさん…。

これで二年生達も喜んでくれるはず!


あ、そうだ。今気分いいから、アイツにちょっと喋りかけてみよ〜っと。

「ねぇ、湊くん」

湊「は?雨宮さんだろ?」

うわ。めんどくさっ。こいつ。

ちょっとムカつくから言返そ。

「じゃあ君も私のことお前じゃなくて柏木さんって呼んでみてよ」

私だけ雨宮さんでむこうがお前だなんてずるいと思うんだよね〜。

湊「無理だ」

あ”?

「じゃあさ、私のことあやめ先輩って呼んでみてよ?」

「それならいいでしょ?」ニコニコ

私は冗談のつもりでそういった。

まぁ、こういったところでコイツが呼んでくれるわけないんだけど。

しかし…

湊「………あやめ……先輩」


「え……」

い、今……

よ、よ、

「呼んだぁぁぁ!?!」

え?!コイツが今私のことあやめ先輩って呼んだ!?

めずらしい!!

どしたんだコイツ!

どっかに頭でもぶつけたのか!?


湊「………なんだよ、そのひかれようは」

「だったらもう呼ばねーぞ」

な、なにぃ!?

「いや、よ、呼んで!てか、呼んでください!」

湊「へいへい、わかったよ」

「あやめ先輩」

わ……

わ…


わぁぁーーっ!!

耳がぁ…!これが先輩呼びの響き!

皆からあやめちゃん、あやめちゃん、って呼ばれてきたから先輩呼びなんて初めて!

やばい、超嬉しい!

「湊くんやっぱ可愛いとこあるんだねーっ!!」

湊「お前うるせぇ」

「あれぇ?先輩呼びはどこにいったのかなぁ?」

湊「だるっコイツ」

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