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#地雷系
尾津嘉寿夫 ーおづかずおー
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クラリス
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リリア💙🤍
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#いじめ
名瀬口にぼし
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ジャスティンの家族が住んでいるトレーラーハウスは、ホールストリートから、ずいぶん離れた田舎町にあった、竜馬はジャスティンのコンバーチブルに乗って、住宅地の道を走っていた
トレーラーハウスとは、いろんな形の大型トラックのコンテナの部分を住居にしたもので、大きなメイン通りの両側には、いろんなトレーラーハウスが並んでいた、それぞれのトレーラーハウスはコンクリートの上に建てられていて、その周りにアルミニウムの柵が張り巡らされていた
竜馬はそのうちの一つの花壇に、沢山の花が植えてある緑色のトレーラーハウスの前に停車した、ジャスティンの実家だった、コンクリートの階段に上って、ドアの横の小さな呼び鈴を押し、少し離れて玄関のドアが開くのを待った
コホッ・・コホ・・・「は~い・・・どなたぁ?」
ドアと網戸が開き、10歳ぐらいの小さな女の子が玄関を開けた、その子はやせていて、金髪を三つ編みのおさげにしていた、そしてその子はジャスティンと同じ遠くからでもはっきりとわかる、ロイヤルブルーの瞳をしていた、竜馬は嬉しくなって首をかしげ、花が咲くように微笑んだ
ニッコリ・・・「君・・・ウェンディ?」
ウェンディは竜馬を見て目を見開き、口を開けたまましばらく固まった、ポ~ッと無言のまま竜馬を見つめる
「僕・・・ジャスティンの友達なんだ、お母さん・・いる?」
「あ・・・あの・・・その・・・えと・・・」
みるみるウェンディが髪の生え際まで真っ赤になった
「ち・・・ちょっと待ってくださいっっ!」
ピュッとウェンディが逃げるように家の中に入って行った
「ママ!ママ!大変!」
「なぁに~ウェンディ?騒がしいわよ~」
トントンとキッチンで人参を刻むジャスティンの母にウェンディが駆け寄って言う
「すっごい素敵な人が玄関にいるの!背が高くて!真っ黒な髪で、真っ黒な目で・・・肌も私達みたいなんじゃなくて、雪の様に白くって・・・」
身振り手振りで忙しく驚きを表し、そして両手で顔を抑えて言った
かぁ~・・「お・・・王子様みたいだった・・・」
次に玄関に出てきたのは、角ばった顔とブルネットの髪のジャスティンの母親のジェシカだった、やはり病気なのだろう、彼女も顔色が悪く、痩せていた竜馬はジャスティンはきっと父親似だと思った
「まぁ・・・こんなに綺麗なのね・・・」
ジェシカが口に手をあてて竜馬をまじまじと見る、そしてニッコリ微笑んだ、目じりにカラスの足跡のようなしわが寄った、あきらかにその笑顔は歓迎していた
「ジャスティンから聞いているわ・・・あなた竜馬ね?」
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コメント
1件
うわあ、ウェンディちゃんのあの反応、めちゃくちゃ可愛かったです!「王子様みたいだった」って両手で顔覆っちゃうところ、もう完全に一目惚れですよね(笑)。ジャスティンの家族が田舎のトレーラーハウスに住んでるっていう設定も、今までオフィスや街中が中心だった物語に新しい空気が流れ込んだ感じがして好きです。ジェシカさんの「こんなに綺麗なのね」にもじんわりしました。竜馬のビジュアル、読んでるこっちまで納得しちゃいます。