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エリック視点
話し合いという名の殺し合いが始まった。 誰も口を開かない。 5分ほどそれが続いたところでショーンが口を開く。
ショーン「今日は、処刑するのをやめないか…?」
ミカ「…どうして?明日にはまた、1人死ぬのよ。そんな悠長な事言ってられない。それにヒューさんも言ってたわよね、人と人狼が同数になったら死ぬって。貴方は全滅したいの?」
強い言葉がぶつけられる、ショーンは驚いた顔をして、それっきり喋らなくなってしまった。
エマ 「ちょ、ちょっとミカ、ショーンさんもきっとそういう意味で言ったんじゃないよ。」
エマがそう言うとミカは少し落ち着いたようにそうね、ごめんなさい。とショーンに言った。また沈黙が訪れる。
ヒュー「占い師に出てきてもらわないか?」
マイク「食われちまうんじゃねえか?」
ヒュー 「食われないように、だな。 狩人って役があったはずだ。占い師が一番重要な役になるだろう。」
少し間が空いて、フランクが喋り出す。
フランク「…僕だよ。 占い師。初日は占えなかったけど…」
ヒュー「明日から怪しいと思うやつを占ってくれ。頼む。」
分かったとフランクが返事をする。
バニラ「今日は、私を吊ってくれんかの…」
トーマス「何を言うんじゃ婆さん!」
バニラ「私はもう、いいんじゃ…ここで終わってもなんの悔いもない…いた所で、邪魔なだけじゃろう…?」
トーマス「でも、婆さん……」
バニラ「いいじゃないか爺さん。一緒に、ここから去ろう、天国で幸せに過ごす方が私達に向いてるとは思わんか?」
誰も同意しない、拒否も、しない。そのまま時間は過ぎていった。