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「此処は…どこだ?」

視界があの蒸し暑い夏の日、

炎天下に晒されたアスファルトの上を

ゆらゆらと踊る陽炎のように、揺れている。いや、視界だけじゃない…

体全体が揺れているような…

強いて言うなら、昨晩後輩と飲みに行き、

調子に乗って呑みすぎたせいで、

次の日二日酔いになってしまったような

感覚と酷似している。

あの高揚感と絶望感の狭間のようななんとも言えない感覚。

そんな他愛の無い事を考えていると、

普段とどこか違うことに気づいた。

暗闇の奥に何かが見える。


一瞬首筋に冷たい何かを感じた、

悪寒というやつだろうか…。


確かにどこか禍々しさを感じるそれは

こちらを睨みつけるようにたたずんでいた。

「なんだ?あれは…」

何故だろう先程までの感覚が嘘のように

清々しい気分だ。

次の日がテストで一夜漬けしてしまって、

一周回って眠気が吹き飛び、今までに

無いほど脳が冴え渡っている。

今なら何でもできるという謎の自信に

満ち溢れているあの時のような…

そう。いつも以上に脳が冴え渡っている。

なのに、

何故か“ここ”に来るまでの事が

思い出せない。


なぜ私は今“ここ”に居て、

先程まで何をしていたのか…、

考えれば考えるほど忘れていくような。

「これは夢…なのか…?」いいや、違う。

それ“だけ”は分かる。ここが夢じゃない事、

でもここは現実ではない事は目の前の光景を経て脳が理解しているらしい。


そもそも“ここ”とは何だ?


さっきから自分が自分じゃないようだ…

この作品はいかがでしたか?

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コメント

16

ユーザー

〜〜のようなみたいに、少し独特な例え方がとても共感ができて、2、3分で作れる作品とは思えないほど面白かったです。読んですぐ不思議な世界観に惹き込まれるような感じがすごく好きです。久しぶりに読んだけど、やっぱりこの作品が一番好きです。新作待ってます。

ユーザー

これ2〜3分で作るとか凄すぎじゃありませんか?!

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