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「……ねえ、照?」
ソファに並んで座っていたはずなのに、いつの間にか僕の目の前には照の顔があった。
「ん?」
「近くない?」
「そう?」
絶対わかってるくせに。
照は少しだけ口角を上げると、僕の頬に指先を添えた。
「亮平からキスしてよ」
「……なんで俺?」
「したくない?」
そうやって、わざと困らせる。
僕が黙っていると、照は楽しそうに目を細めた。
「じゃあ、しないんだ?」
「……するよ」
そう言って、僕から唇を重ねた。
最初はほんの一瞬。
触れるだけの、いつものキス。
離れようとした瞬間、後頭部に大きな手が添えられた。
「え、んっ……」
もう一度、唇が重なる。
今度はさっきより長い。
「っふ…んんっ」
照の親指が僕の頬をゆっくり撫でる。
息をするために少し離れると、照は僕の顔を見て笑った。
「なに。もう終わり?」
「……照が長いんだもん」
「俺のせい?」
「そうだよ」
「ふはっ、かわいい」
その言い方がずるい。
反論しようとしたのに、また唇を塞がれてしまった。
今度のキスは、さっきより深い。
「んんっ、んん”っ….」
照の手が僕の背中に回る。
ゆっくり、急かさないように、それでも確実に距離を縮めてくる。
気づけば、背中がソファに沈んでいた。
「……照?」
「ん?」
僕の上に覆いかぶさるようにして、照が覗き込んでくる。
近い。
本当に近い。
「そんな顔してどうしたの?」
「誰のせいだと思ってるの……」
「俺?」
「わかってるくせに」
照は小さく笑って、僕の前髪を指でよけた。
「亮平ってさ、こういうとき素直じゃないよね」
「素直だよ」
「じゃあ、もう一回キスしてって言って?」
「……やだ」
「そっか」
あっさり引こうとする照の服を、思わず掴んでしまった。
その瞬間。
「……ん?」
照が意地悪そうに笑う。
「なに? まだ足りない?」
「っ、照!」
「はいはい」
そう言いながら、今度は照のほうから優しくキスをしてくれた。
はれる。
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離れたあとも、おでこをくっつけたまま。
「亮平」
「……なに」
「もうちょっと、このままでいよっか」
その声がいつもより低くて、僕は返事の代わりに照の服をぎゅっと握った。
照はそんな僕を見て、満足そうに笑う。
……ほんと、ずるい。
こんな顔をされたら、もう逃げられないじゃん。
「ねえ、照」
「ん?」
「……もう一回」
今度は、照が少しだけ驚いた顔をした。
それから、今までで一番優しい顔で笑った。
「はい。よくできました」
その言葉に抗議する暇もなく、また唇が重なった。
今夜はきっと、まだ長い。
「んんっ、っ、あ」
どれくらい、時間が経っただろう。
気がついた時には、12時を過ぎていた。
「ひかるっ、もう、イったからぁ….! 」
泣きながら言った瞬間、照にぎゅっと指を握られる。
「亮平はイったかもだけど、まだ俺はイッてないから」
「そんなの、関係ないでしょ…んん”っ」
口をがぶっと塞がれる。
照の舌が深く入っていく。
「んんっ、んあっ….ふっ、ん」
「ん”っ、ん…..」
塞いでいた唇が離れた後、ゆっくりと照が僕の体を抱きしめる。
その瞬間、照のものがぐぐっと奥に入っていく。
「っうぅ〜、」
入っていく快感に耐えるために、照の着ている半分乱れた服をぎゅっと握る。
それでも、快感は収まらない。
さらにぐっと押し込まれてしまえば、すぐに果ててしまった。
シーツはぐちゃぐちゃだった。
涙と、汗と、白濁がかったもので。
「ひか、るっ…」
「うん、俺もイキそう」
いきそう、まだイってなかったと言うことだ。
「まだ、イってないの…」
一言言うと、その瞬間腰を掴まれる。
「いやっ、まっはやっ、まだっ、イったばっかっ….!!」
「うん」
「とまっ、う”っあ、あっん」
何回も何回も、止まらずずっと腰を振られる。
「ひかっ、いやぁ、う”っ、い、イッちゃ…からぁ!!」
腰を淡々と突かれると同時にぎゅっと俺のものを握られる。
「あっ、あ、〜〜っ、泣」
「い、いやっ…いやだ…やだっ、あっ」
「…..」
「もっ、イクッ、イッちゃ…. 」
「…俺も」
口をカプッと塞がれる。
その瞬間、俺と照は一気に果てた。
「〜〜〜っ♡」
「っ….」
そこからは、もう、記憶が残っていなかった。
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