ようこそ。
誰も知らない、”もうひとつの地球の世界“へ。
此処には、普通の人間が暮らしている。
だがそれだけではなかった。
この世界には”能力者“が存在する。
人間と能力者、共に過ごして生きている。
この世界では、能力を持つ事は決して悪い事ではなかった______大昔までは。
能力者はかつて、人間の為に、自分の生命や魔力を犠牲にしてまで”災厄“と戦っていた。
だが、最近はそれ所ではなく、”災厄“は酷くなっていく事に人々は不安になり、能力者を責め立てるようになった。
能力者だって苦労しているのは、人間達は分かっていたが、それはすぐに分かってくれるものではなかった。
そして、最近は”普通の地球の世界“で、一万人に一人の”超能力者“が誕生するようになった。
この”もうひとつの地球の世界“にその超能力者は三百年に一回、迷い込む。
それで数々の”災厄“を鎮めてきたが、それだけでは足りなかった。
“災厄“という名前の”悲劇“は、この世界の”運命(さだめ)“だった___。
この世界の名前は___”Sorrow Earth(ソローアース)“という。
意味は”悲哀の地球“である。
ソローアースには、”四つの国“がある。
“Grace Olivia(グレースオリビア)”
意味は”神の恵みと平和“である。
そこは、世界王の住む宮殿があり、街が賑やかな色鮮やかな国だ。
“Asher Layla(アシェルレイラ)”
意味は”恵まれた夜“である。
名前の通り、そこは夜の景色が良く、季節によるお祭りになるとその風景を見る事が出来る。
“Esme Oscar(エスメオスカー)”
意味は”愛された戦士“である。
此方も名前の通り、騎士団が尊敬される国。四つの国を全体に護っている。
“Elsie Luke(エルシールーク)”
意味は、”神との光の契約“である。
此処は協会がある光を司る国。四つの国の中では弱い存在だが欠かせない力を宿っている。
“災厄“に巻き込まれるソローアース。
その中で数百年ぶりに迷い込んだ”たった一人の人間の少年“____彼が”主人公“だ。
彼の名前は”Mia Crossroad(ミア・クロスロード)“______。
彼が数百年ぶりの”人間の超能力者“だ___。
ミアの物語は、此処から始まる。
他の能力者と違って”特別な超能力“を持った彼は、ソローアースの人々と交流しつつ、少しずつ世界を変える話______。
お楽しみに。
コメント
12件
こう言った設定を思いつけるの、ほんと凄いです……
設定が凄い……… 細かい所もそうですが、様々な内容が組み込まれてますね