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めかぶぷりん
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#あべさく
夢花𓂃𓂂ꕤ*.゚
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愛月☆
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⚠️過呼吸表現ありです…!
新学期が始まって1週間。帰り際になると…
(モ)「佐久間ぁ、体育倉庫行こーぜ!!」
(佐)「ぅ、うん!」
また呼び出された佐久間くんはやっぱり元気がなかった。ここ最近、毎日呼び出されている。興味本位。それだけで尾行することにした。なんだろう。_疑問に思っていたことが今わかる。体育倉庫に着くと、俺は衝撃のものを目にした。言葉で責めて、デリケートな部分に手を出そうとしている。佐久間くんは、
(佐)「やめて…」
と言っているのに。そしてついには口やら中やらに白い液をかけられていた。吐きそうだ。そう思った瞬間、
‘’どくん。‘’
あの味、あの光景。
‘’どくん。‘’
あの声、あの人。
‘’どくん。‘’
(阿)「ゔっ…!!!」
頭に激痛が走った。深呼吸して落ち着いて、もう一度覗くと、過呼吸になった佐久間君がいた。
(佐)「ヒュッ、ヒッ、ハッッ…」
そして、
(モ)「あーあ、もう終わり〜??またやろーね〜」
と言って去っていった。
俺は少し、記憶が甦った。甦ってほしくもない記憶が。こびりついた白い液の取り方は知ってる。
‘’助けないと‘’
心からそう思った瞬間だった。
(阿)「佐久間くん、俺の真似してね」
(阿)「す〜は~…」
(佐)「スーハー…ヒュッ」
(阿)「す〜は~…」
(佐)「スーハー…ケホッ」
(佐)「ぁ、ありがとう…!もう大丈夫だよ…!」
歩いていこうとする佐久間君。
フラッ っ!倒れる!
あ、意識が…よし、今のうちに白い液取って、佐久間君家に連れてこう。
《佐久間Side》
今日も、嫌な声が聞こえる。
(モ)「佐久間ぁ、体育倉庫行こーぜ!」
嫌でもNO,と言えない。それも俺の悪い癖。これは中3の時から始まった。俺の志望校を知って、追いかけてきた。あぁ、また‘’地獄‘’が始まるんだな、そう思いながら体育倉庫へ。いつもは言葉責めだけなのに 、今日は変なことをしてきた。
(佐)「やめて…」
言えた。言えたのに、その声は届かなかったみたいで。すると、口や中に白い液をかけてきた。あれっ。呼吸ってどうやってするんだっけ…?
(佐)「ヒュッ、ヒッ、ハッッ…」
つらい。怖い。たすけて。そう思ったら、あいつらが去っていった。おれ、死ぬの?せっかく阿部ちゃんに会えたのに。やりたいこと、いっぱいあるのに。体育倉庫に誰か入ってきた。
(阿)「佐久間君、俺の真似してね。」
聞き覚えのある声。何度も何度も、俺を呼んでくれた大好きな人の。
考えるのはあとにして、今は普通に呼吸しなきゃ。
(阿)「す〜は~…」
(佐)「スーハー…ヒュッ」
(阿)「す〜は~…」
(佐)「スーハー…ケホッ」
(佐)「ぁ、ありがとう…!もう大丈夫だよ…!」
本当は、大丈夫じゃないけど。
ぐらっ。
視界が揺れる。一瞬で、目の前が真っ暗になった。
コメント
1件
ああ、この第4話……重かったですね。阿部くんが佐久間くんを助けるために動いた場面、特に「白い液の取り方は知ってる」という一文で、彼自身も同じような経験をしてきたんだと察せられて胸が締め付けられました。過呼吸の対処法を冷静に伝えられるのは、自分が乗り越えてきたからこそ。伏線としての記憶のフラッシュバックの配置が巧みで、続きが気になります。お互いにとって、この出会いが救いになりますように。