テラーノベル
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誰かを室内に招き入れた事はない
だってこんなにヤンキーに憧れをもつ一方で、可愛らしいのが好きだなんて知られたくない。
オレのイメージには似合わないって、ずっと隠してた。スカートだって姫衣装で物心ついてからは初めてだった。
子供のようにぬいぐるみをたくさんディスプレイして、かわいい小物や人形置いちゃったり、少女漫画中心の漫画本がズラッと並んでいるした室内を会長に見られている。
最初に足を踏み入れた時、なんだかお嬢様の部屋みたいで感動したが、それより今も自分好みに改装したこの部屋に入る度トキメイている。
抱えられた状態のまで、オレがドアの横に付いているスイッチを押すと、部屋が一瞬で明るくなる。
重圧な天蓋に深紅のベルベットが垂れ下がっている
キングサイズのベッドへ、そっと寝かされた状態で降ろされた。
ギシッとベッドが沈む
「まだ顔が青白いが痛みはどうだ?」
カチャッ
会長はオレが被っていたニット帽を引っ張って取り、掛けていたサングラスはブリッジを持ちながら勝手に外して、ベッド横のサイドテーブルへと置いた。
「さっきより少しは……治まった…」
「気休めになるかわからないが、今薬持って来てやる」
鎮痛剤系のab製薬の市販薬で、効果があるものがあるだろう。
「大人しくしてろ」
そして姫の前髪を上げてオデコにそっとキスをした。
鍵を持って部屋を出て鍵を閉めておいた。
そこで我に返った。
俺自身、自分の咄嗟の行動に戸惑い
何をしてるんだ俺はと頭を抱えた。
ふぁっ
オデコに温かみを一瞬だけど感じた。
まさか会長がオレに漫画でしか見た事がない
デコチューしてくるだなんて、触れられた部分に手を当てた。
正直キュンとしてしまった。
何でこんなことするんだよぉ
反応見て楽しんでるって訳か?
部屋に置いてある薬箱から、鎮痛効果のある薬を探す。
パッケージに記載されている効能・効果とその裏面の成分を確認する。
(痛みの程度によって、効く成分に差がある訳か)
動けない程の痛みだったから、
軽〜中程度の痛み → イブプロフェン or アセトアミノフェン
強い痛み → ロキソプロフェン or ナプロキセン
このロキソプロフェンが成分に入っている【頭痛・生理痛のab製薬市販薬の箱】ごと掴んで自室を出た。
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