テラーノベル
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苅田亮「俺一人で行ける」
苅田は自信満々に言う。
神田竜磨「はぁ?死ぬ気か?階級はなんなんだよ。」
苅田亮「11だよ!」
苅田は面白がったように言う。
神田が「お前はほんとに。」と言う頃にはもう苅田は駆け出していた。
神田が「待て!」という暇もなく、もう苅田の姿は見えなくなっていた。
「苅田さん!!!」
優真は呼びかけるが、
神田竜磨「無駄だ、坊主。」
「俺も行きます!」優真は言うが
神田竜磨「坊主みたいなケツの青いやつは行っても無駄死にするだけだ。」
「ですが…」
苅田亮「よーし着いた。」
苅田亮「其のニ、護衛弾! 」
苅田はすぐゲートに入り、戦った場所に行く。
カキュメン「んん?逃げたやつじゃねえか!」カキュメンは援護の2級討伐隊を嬲って遊んでいた。
苅田亮「お前…死ね!」
苅田は怒りに満ちていた。
苅田亮「其の一、急所打ち」
パァン!と苅田の手から弾丸が放たれる。
カキュメンは討伐隊の首をはね、技を唱える「其の十三。打残響•変! 」
苅田の技は相殺される。
苅田亮「ヘイヘイヘイそんなもんかよ!奥義、銃乱射!」
カキュメン「乱打!!」
苅田の放った弾はほとんど撃ち落とされたが、まだ少し残っている。
カキュメン「其の十。打残像。」
カキュメンは目の前からふっ…と消えた。
苅田亮「…!?其の七、円弾!」苅田は周りに弾丸を張り巡らせてガードした。
カキュメン「無駄だ!奥義!殴打乱舞!」
苅田亮「なんだと…!ガハッ!」
もろに攻撃を受けて吐血してしまう苅田。
カキュメン「ギア上げてくぜぇ!一時進化!殴打乱舞!」
一時的に全ての能力を大幅にあげる能力、一時進化を使ったカキュメン。
苅田亮「銃乱射•解!どうだ?俺の斬撃魔法の味は?」
カキュメン「防ぎきれん!ぶふッ!」
苅田亮「おぉ?お前の弱点、核が見えたなぁ!きれいな核がァ!今から砕かれる核がぁ!」
カキュメン「どっちがモンスターがわかんねぇな!」
苅田亮「円弾!」
カキュメン「またそれか?そんなの効かないゾッ!」
苅田亮「聞き間違えてねぇか?護衛弾と言ったんだよ!このダンジョンに入る時につけておいたなぁ!」苅田の護衛弾は核に直撃した。だが割れない。13冠の核はそう簡単には割れない。
苅田亮「お前の曇っていく顔は面白いなぁ!そう思わないか?たっちゃん!」
神田竜磨「はぁ…気づいてたのか。」
カキュメン「は??」
苅田亮「気づいてたに決まってんだろ?」
神田竜磨「誰も来れなさそうだったからな。13冠が各地で出没だ。」
苅田亮「は?各地だと?」
神田竜磨「話はあとだ!早く蹴りをつけるぞ!」
カキュメン「2人まとめて殺してやる!殴打乱っ…!?」
苅田亮「どうした?動きが止まったぞ。」
カキュメン「一旦退く。また会おう。」
カキュメンは黒い霧に包まれた。
苅田亮「逃がさん!銃乱射!」
すかさず技を打つが、全て闇に吸収される。
苅田亮「くそっ!追い詰めたのに!」
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