テラーノベル
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― 地下施設・入口 ―
(扉が――)
「ガシャン!!」
(勢いよく開く)
(中から飛び出す黒い影)
(その正体は――)
(人型の“異形の怪物”)
(身体は黒い霧のように揺らめいている)
一祟(心の中)
「……これは……モンスター?」
「いや……“兵器”に近い……」
(怪物が一祟に突進!)
――だが
「ズバッ!!」
(一祟、一瞬で懐に潜り込む)
(鋭い手刀が炸裂)
怪物
「ギャアアアア!!」
(吹き飛ぶ怪物)
(しかし――)
(ダメージは浅い)
(一祟、わずかに眉をひそめる)
一祟(心の中)
「……手応えがない」
「内部構造が曖昧……?」
「再生能力……?」
(怪物が形を変え、再び襲撃)
― 通信 ―
ジュリー(通信)
「一祟! 増援が向かってる! それまで耐えて!」
一祟
「了解。しかし……」
(怪物が目前に迫る――)
――その瞬間
(ピタリ、と動きが止まる)
(黒い霧となり――消滅)
一祟(心の中)
「……消えた?」
「命令による撤退……?」
「誰が……?」
― 同時刻 ―
― 歓楽街(公太) ―
(ホームレスの男と会話中)
(背後に気配)
公太(心の中)
「……来たな」
(振り向く)
(闇の中から影)
(怪物がゆっくり近づく)
公太
「やっと出てきやがったか」
「ずいぶん待たせやがって」
(怪物が爪を振り下ろす!)
「バキィッ!!」
(公太の拳が直撃)
(腕を粉砕)
公太
「悪いな……」
「力だけは負けねぇんだよ」
――しかし
(怪物が霧となり再生)
公太
「は?」
「効いてねぇのかよ……」
(再び攻撃)
(しかしすり抜ける)
公太(心の中)
「……何発殴っても戻る……?」
「どうすりゃいい……」
(怪物、突然消滅)
公太
「……逃げた?」
「チッ、なんなんだよ……」
― 廃工場(唯我) ―
(監視カメラを調査)
(背後に気配)
(振り向く)
(影)
(無言で見つめる怪物)
唯我(心の中)
「……この目」
「観察している……?」
(剣を構える)
唯我
「来い」
(突進)
(最小限の動きで回避)
一閃
(霧が噴き出す)
(だが即再生)
唯我
「……なるほど」
「剣も通じないか」
(わずかな焦り)
唯我(心の中)
「物理攻撃無効……」
「ならば……」
「何を試している?」
(怪物、消滅)
唯我(心の中)
「……テストだ」
「俺たちの能力を見ている」
― ORVAS基地 ―
(3人帰還)
ジュリー
「接触はあったけど……本気ではなかった」
畑中
「様子見だな」
唯我
「あの目は“攻撃者”じゃない」
「“観察者”だ」
一祟
「高度な知性を感じました」
公太
「チッ……ナメやがって」
(ホログラム起動)
《ABYSS》
ジュリー
「敵の名は“アビス”」
「異次元技術で生物兵器を生み出す組織」
一祟(低く)
「……異次元」
「存在そのものが脅威ですね」
畑中
「次の任務だ」
「アジトを見つける」
― ORVAS基地・作戦会議 ―
(ホログラム展開)
(廃工場地帯が表示)
ジュリー
「ここが最も怪しいエリア」
公太
「証拠は?」
唯我
「通常の反応ではない」
ジュリー
「それに加えて——失踪者が急増」
(データ表示)
一祟
「……人体実験の可能性も」
(空気が重くなる)
畑中
「潜入する」
「場合によっては実験も止める」
(3人、無言で頷く)
― 廃工場エリア・潜入 ―
(深夜)
(完全な静寂)
(3人、侵入)
唯我
「……気をつけろ」
「何かいる」
(空気が凍る)
公太
「上等じゃねぇか」
(その瞬間――)
(地面から黒い霧)
(“獣型の怪物”出現)
一祟
「また来ましたか……!」
公太
「今度は逃がさねぇ!」
― 戦闘開始 ―
(公太、突撃)
(拳で吹き飛ばす)
――しかし
(怪物は霧となり再構築)
公太
「またかよ……!」
(唯我、側面から斬撃)
(だが再生)
唯我
「……厄介だ」
(一祟、間合いに入る)
一祟
「……ならば」
「核を探ります」
(怪物の動きが変わる)
(複数体出現)
公太
「増えやがった!?」
(囲まれる三人)
(霧が濃くなる)
(視界が奪われる)
唯我
「視界を潰された……!」
一祟
「……これは」
「誘導されています」
(奥へ、奥へ)
(まるで誘い込むように)
公太
「チッ……」
「これ、完全に罠だろ」
(その先)
(巨大な影が蠢く)
(圧倒的な気配)
一祟(小さく)
「……来ます」
(闇の奥で“何か”が目を開く)
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