続きぃぃぃぁ
俺の名前は小峠華太。
絶賛矢部の兄貴に抱っこされている、子供になったアラサーの極道だ。
もう一度言おう。
『アラサー』の『極道』だ。
まぁ信じるか信じまいかはお前次第だが、俺は今どこぞの眼鏡小僧のように子供になってしまっている。
小峠「あのー、やべのあにき。」
矢部「ん?どうした?」
小峠「そろそろほかのあにきたちがかえってくるころだとおもうんですけど、どうやってつたえましょうか?」
俺が子供になってしまったことは、おやっさん、カシラ、矢部の兄貴、青山の兄貴、香月の兄貴、速水しか知らない。
今日は各々カチコミや会合などで外出中だからだ。
矢部「そうだなぁ……(正直兄貴たちにこの小峠を見せるときっと暴走して奪われること間違いなしなんだが、俺的にも矢部的にもまだ堪能してたいんだよなぁ。)」
矢部の兄貴はしばらく考えたあと、声高々にこう言い放った。
矢部「今のお前を見たら兄貴たちは暴走して、多分お前は(可愛がられすぎて精神的に)死ぬ!だから今からは『小峠華太』じゃなくて、全く知らん別の子供になりきれ。そんでもって俺と一緒に「「「「なんの話だ?」」」」
あ。
やばい。矢部の兄貴死んだかもしれん。
野田「ちとこっち来い矢部ぇ。あとそのちみっこいのは置いてけ(^^)」
矢部「………………ジーザス………」
その一言を残して、矢部の兄貴は野田の兄貴に連行されていった。兄貴たちが帰って来てしまったのだ。
そして一人残された俺の気持ちは言葉で言い表せねえ。殺される。終わった。
そう思った瞬間、小林の兄貴の腕が素早く俺の体を掴んで抱き上げた。
小峠「わっ、」
小林「お前、もしかして華太ぉ?」
和中「確かに面影があるな。実に可愛らしい。」
須永「華太きゅんの今日の星占いは11位!ラッキーカラーは緑色!てことで小林くん、華太を貸したまえよ!」
永瀬「お前ちっせえ時こんなだったんだなー。」
南雲「めちゃ可愛いじゃねえか!抱っこしたい!」
褒められているのか馬鹿にされているのか…(可愛がられてるだけ)
にしても、身長が小さくなったせいか、兄貴たちが大きく見えて迫力が桁違いだ。
速水とかだったら失神モノだな。
小峠「あのー、ちょっとだけじじょうをきいてもらってもいいでしょうか???」
全員「(声かわよ)」
〜説明中〜
俺が説明を終えると、兄貴たちは腕を組んで考える。ちなみに俺は未だに小林の兄貴の腕の中で拘束されている。
小林「なるほどなぁ」
和中「ではしばらくは事務作業か?」
小峠「そうですね…こんなからだだと、ろくにうごけやしないので。」
外回りに行きたいのは山々なのだが、生憎俺たちのシマは繁華街。小さな子供が一人で歩いていれば、流石に怪しいだろう。
須永「じゃー元に戻るまで子供華太きゅんを堪能できるってことぉ!?嬉しーんだけどー!!」
永瀬「(凄く餌付けしてぇ。動物みてえだな、こいつ。)」
南雲「華太、あっちでおやつ食べに行……………………おっと…?」
小峠「…スー………スー…」
子供の体力というのはすぐ尽きるらしい。俺は色んな人達に絡まれまくったせいで、小林の兄貴の腕の中で寝てしまった。
小林「んー?寝ちまったぞ?」
和中「む……」カシャシャシャシャシャシャ
須永「くそかわ!!!(小声)」
永瀬「こいつほんとにアラサーなんだよな…?」
南雲「うぐっ………和むわぁ…………」カシャシャシャシャシャシャ
小林の兄貴は俺の頬をムニムニと摘み、和中の兄貴はおもむろにスマホを取りだし連射。
須永の兄貴、永瀬の兄貴は音を立てずに俺の周りをグルグル回っているし、南雲の兄貴に至っては涙を流しながらこちらも写真を連射している。
そして俺はそのまま兄貴たちとお昼寝タイムとしゃれこんだ。
華太きゅん設定イラストでも。ワンク貼っとくか…
小峠「ちっさくなってる…?」
えらい中途半端やな。
身長の差っていいよね萌えるよねっていう。
こんな絵を最後にぶち込んですまない。
to be continued!
コメント
10件
大大大大大大大大大大大大大大大大大大大〜好き♡(๑♡ᴗ♡๑)
最高すぎます_:( _ ́ཫ`):_
ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!!! 華太が可愛いぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!!めっちゃ好きッ♡