他のストーリーが行き詰まってるので嫌われ書きます(((
ちなみにこのストーリー終わりが無いので、読んでくれている人の飽き具合とくろとの飽き具合とネタの切れ具合で変わります
要するに、急に終わりを迎えることがあります(最低)
※注意※・駄文 ・水くん嫌われ ・他メンバー悪役表現 ・水くん卑屈気味 ・兄弟設定(上からダイスナンバー6からの順)
地雷様・純オタ様は見ないことをお勧めします
ご本人様とは一切関係ありません
多分今回も短めかと…
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「……ただいま」
小さく呟いた。
きっとこの声は誰にも聞こえてないだろう。なんせリビングと玄関の距離は遠い。
むしろこのまま気付かないでほしい。
じゃないと__、
「あ、ほとけやん。」
「ぁ…ただいま」
玄関に来たアニキに言葉を返した。消えそうなくらいの声は聞こえてただろうか。
「ん。そういえば今日ってテスト返される日やったやんな?」
「テスト」。その言葉に肩がビクッと跳ねた。
「テスト返されとるやろ。早よ貸して。」
こっちに伸びてきた手に恐怖を感じる。
何もしないのは地雷を踏むから。静かにバッグからテストを取り出して渡した。
「……は?」
彼の口から出てきた一文字。それが怖くて。
次に言われる言葉はわかりきっていた。
「国語が60点?前より下がっとるやん。今まで何しとったん?」
予想的中。やっぱり、僕にはそんな言葉。
「……でも、僕、勉強がんばった__」
「それでこの結果やろ?俺からは頑張ってたように見えへんかったけどな。」
__ほんまに頑張ったん?__
冷たい声が、言葉が、僕の胸に思い切り刺さった。
「……ごめん、なさい」
…あぁ、もう、
何に謝ってるんだろ__?
自分の部屋に入って、バッグを床に投げ捨てた。
縋りつくように、倒れるように、ベッドに寝転がった。
あの後も続いた僕の否定時間。
「努力しろ」「努力できてない」
「努力」って何?
これだけ頑張ってて、これが「努力」じゃないなら、僕の今までのは何だったの?
「上を目指せ」「上を見ろ」
上を見ても視界に映るのは天井。物理的なものしか見えないし、見えたとしても目指せない。
だって、できないから。
60点って、良い点数だよね?悪いのかな?
僕の頑張りには見合ってないのかな?
ここまで”自分”を否定されて、上しか見れなくなって、そんな原因の一つでもある点数は大嫌いだ。
なのに、僕はまた机に向かう。
頭に入ってこない文章を無理やりねじ込んで。
「……なんで、こんなことしてるんだろ、?」
自分でもわからなかった。
真っ白なページに羅列された数字。
読み解かなきゃ、解かなきゃ。
じゃないと、良い点数が取れない。
誰にも褒められない。
頭に浮かんだ言葉に疑問を抱いた。
「褒められない」。そんなのはわかりきっていた。
でも、やっぱり僕は、
「認められたかった、」
「認められる」。絶対に掴むことのできない五文字を追いかけて、
僕は今日も自分を殺す。
コメント
7件
ないこれ? 好きすぎる。 次回楽しみにしてます
めっちゃ好きです…!! この連載好きだから続いて欲しい☆((殴 次回も楽しみにしてます! 神作美味し( "´༥`" )((