コメント
5件
うわぁ…突き落としたのはすみれかな…?凄く面白いし…頑張って立ち直って欲しいですね…
私がエブシンをしているとバレて数ヶ月たった。未だいじめは止まらない。唯一の友達だったすみれもあの日から友達ではなくなってしまった。初めはエブシンがあるから大丈夫…なんて思っていたけれどもう無理かもしれない。そう思ってしまうほど私は追い込まれていた。
「岬さんってさー」
「え?wやばすぎでしょw」
今日もそんな言葉が聞こえてくる。またか…いつまで耐えたらいいんだろう?本当は学校になんか行きたくない。つらい。最近ボーッとすることが増えた。何も考えなくなっていった。
そんな生活をしている内に,エブシンをしていても楽しくなくなってしまった。こんなこと,誰にも言えない。言いたくない。心配なんてさせたくない。そんな時,不意に視界が歪んだ。
え…?
次の瞬間体に鈍い痛みが走った。数秒してから階段から落ちたということに気づいた。頭を打ったのか,ふらふらする。上を見上げると,見知った姿が目に入った。でも誰かは逆光で見えなかった。私にわかったことは,誰かに突き落とされたこと,突き落としてきた相手は女子だということ。そして,その後に聞こえた
「ざまぁないねwいい子ぶってるからこんな目にあうんだよ?」
という1番聞きたくなかった言葉を投げつけられたということだった。
え…?今の声って…嘘でしょ…
嘘だと思いたかった。でも私があの子の声を聞き間違えるはずがない。
「あーあ…」
1人で呟いていた。
「もう,ダメだな…」
いつか,助けてくれるんじゃないかと思っていた。でも,そんなことは無かった。そういえば,彼女が私を見捨てたんだったっけ。なんでそんな人に救いを求めていたんだろう?
頭のどこかでプツンと何かが切れた音がした気がした。
なんだか全てがどうでも良くなった。何を考えるのも,何をするのも面倒くさい。
ノイズやすとろーから
〔あれ?今日配信しないの?〕
ときても,配信をする気にはならなかった。
〔うん。今日は親いるんだよねー〕
そんな嘘をはじめてついた。疑われるかもしれない。でも本当に何もしたくない。
「どうしたらいいんだよ…」
いつの間にかそう呟いていた。