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??,?「「え?」」
??「ゾム…お前、記憶ッ…が…」
?「お、落ち着いて…え、っと…」
?「ここは軍基地…だよ。wrwrdっていう…組織、の…」
??「今、話してるのが…ペ神で、俺はグルッペンだ」
gr「お前、の…名前は…ゾムっていうんや」
「ゾ…ム…ですか、」
やっぱり覚えがない。
wrなんちゃらも、ペ神も、グルッペンも、ゾムも…
どれも初めて聞いた。
でも…自分のこの名前は、どこかで感じたことがあるような…ないような…
一瞬激しい頭痛と共に、誰のか分からない記憶が流れた。
「ッぅ゙…」
夜…?暗くて…泣き声がする…赤いマフラーで…
誰だろう…何か話している…のに…ぼやけて、見え…ない…
sn「大丈夫!?ゾム!意識…ある?」
「…ぁ、はい…?」
gr「急に呻き声をあげて…大丈夫なんか?」
「た、ぶん…」
部屋の扉が開いた。それも凄い勢いで。
???「ゾム!!目、覚めたんか!」
「あ…はい」
入ってきたのは大柄で、眼鏡をかけた人。
意味の分からない記憶に、いた…人だ。
「赤…いひと…」
気づかないうちに、指差していた。
あの時、確かに見た。なんだか…懐かしみのある…人。
「赤い、マフラーの…人」
gr「トントンだ。…覚えてるんか?」
「と…トントン…?」
知らない…名前は初耳だ。
なのに…どこか懐かしい。会った記憶なんてないのに…
どうして…
tn「なぁペ神…ゾムどうしたん」
sn「記憶…喪失、」
tn「っ…は?wそ、そんな…ことさ…あ、あるわけ…」
「……?」
tn「…ロボロって知っとる?」
「…いや…誰ですか…?」
tn「そ、そっか…ごめん」
その人は苦しそうな表情を見せた。
本当に…知らない。覚えていない。
なんで寝ていたのか、何をしていたのか、周りの人も…自分のことも…全て。
雪が溶けるように、全てなくなってしまった感じだった。
生きていけるのだろうか、途中で捨てられたりしないか…
考えが全てネガティブな方向に進んでゆく。
それらを取っ払うように、ガタッと扉が音を立てた。
????「意識戻ったんか!?」
大きな声と小さな橙色の人が部屋に飛び込んできた。
その後ろにはオーバーオールの人が焦って入ってきた。
やはり見覚えがない。トントンさんしか、懐かしみがない
どうしてあの人を…あんなに懐かしいと感じるのだろうか
理由を探したが、記憶がない限り分からない、とすぐ諦めてしまった。
その後、俺の記憶喪失の件は幹部全員に知れ渡った。
一部兵士にも伝わっているらしく、俺を見るなり避ける奴もいた。…俺何かしたか?
ut「あ、ゾム…大丈夫?」
「…えー…と、…あ、大先生や。ありがとうございます。多分大丈夫です。」
ut「…敬語抜けへんのな」
「…まぁ…慣れ、なくて…」
最近の幹部の表情は暗い、と聞いた。
俺のせいで…雰囲気を悪くしているのは明白だった。
話すのを躊躇ったり、嫌がったりする人はいなかった。
ただ…話しかけにくそうな顔をしていた。
当たり前だ。過去のことを覚えていない人間と話しても、何も面白くない。話題を進めづらい。
消えたい。俺じゃなくて、皆の記憶が…なかったら良かったのかもしれない。
そう思いながら、自然と書記長室に足を踏み入れていた。
tn「お、ゾムやん。」
懐かしい、この響き。
前から、呼ばれていたような、感覚。
思い出せない。なんで…?いつ…どこで…?
tn「なんかあったん?」
優しさもあって、どこか厳しいその声が、俺の心に沁みる。
「…っ、あの、…な…、」
俺は、
兵士に言われたことを、体験したことを、すべて話した
わこマリ。
記憶喪失ものを書くとさ、本人は名前分からないやん
その本人視点で書くと話してる人の名前【?】になるんよ
4人目とかになると【????】になっちゃってw
時を飛ばしました。ごめん
次回は少し暗めにしたいと思ってる。
おつマリ。
コメント
2件
ゾム、、、きよく戻るといいな(´・ω・`) 続き楽しみ✨️(´。✪ω✪。 ` )