テラーノベル
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「ダイスケ、貴方が最後の希望なの」
「お願い、逃げて…そして公国を救って」
🩷ははうえ…母上は?
「私は逃げられないから…生きてね」
「あと、成人までは人となるべく話さないように。声でセイレーンとわかってしまうことがあるから」
🩷母上!ははう…!
俺は臣下に担がれて母上と別れた。
-数日後-
俺は湖にいた。
喉も乾いていたし、水浴びもしたかった。
水の中は気持ちがいい。
全てを忘れられるし、洗い流してくれる。
誰もいないし少しなら…歌ってもいいかな。
🩷♪〜
ガサッ
🩷!!…
?? …誰だ?
茂みの中から黒髪の少年が現れる。
?? 今、歌が聴こえた気がしたけど、お前なの?
🩷…
首を横に振る。
?? お前、どこからきたの?名前は?
🩷……
?? …もしかして、喋れないのか?
こくりと頷く。
母上の言いつけを守らなくては。
?? そうか、俺はレン。大公子だ
この子が、大公子。
今から公国で出会わなくてはならなかった人。
この出逢いをきっかけに、俺の運命は動いていく。
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