⚠️注意⚠️
この話はBL要素、🔞要素、妊娠描写、
生理男子の要素ががあります。
また、モブが出てきます。
そのためこれらが苦手な方はこのお話を
読まない事をおすすめします!!
俺の身体は少し人と違う。なぜなら
女の人が月に1回来るもの、生理が来るから。
つまりは妊娠ができる身体である。最初は
困惑したものの、徐々に慣れていった。
でも、この身体がきっかけで友達が
離れていく事が多かった。
「なぁ、藍って生理男子なんやって?」
「え、あぁ…うん…そうやけど…?」
「うわぁ、まじか~男女じゃんキモっ! 」
「あ、あははっ…そう…?」
こんな学生時代を過ごしたため、俺は次第に
自分の身体の事を誰にも話さなくなった。
話したらまた気持ち悪がられて嫌われると
思ったから。
そんなこんなで生理男子である事を
隠し続けてきたある練習中の日の事
「藍!!」
「はいっ!!」
いつものようにスパイク練習をしていると
「痛っ…!」
下腹部に強い痛みが走った。俺は思わず
しゃがみ込みそうになったが何とか
立ち上がった
「うぅっ…この痛み絶対アレよな…」
そう言った瞬間だった
どろっ…何かが垂れる感覚が身体を伝った
「あ…やばっ…きたっ…気持ち悪っ…はよ
トイレ行きたいけど…まだ休憩まで結構
あるし…どうしよう…」
とにかく俺はバレたくなかったため、
咄嗟に長ズボンを履いた。
「あれ、藍?練習中に 長ズボン なんて珍しいね?身体冷えちゃった?」
「あ、いえ、冷えてはないんですけど、
少し肌寒いなって思って。」
「そっか、暖房温度上げてこようか?」
「あ、はい…お願いします。」
突然祐希さんに話しかけられ驚いたけど
何とか切り抜けられたと思っていると
「うっ…やばっ…なんか…くらくらする…」
貧血のせいかクラクラし始めるも練習を
続けるためボールを取りに向かおうとした
すると突然目の前が見えなくなる感覚に
呑まれた。
「っ…」
俺は意識を失った。
「藍!?」
慌てて祐希さんが俺に駆け寄る
「うぅっ…」
「大丈夫?どうしたの?急に?それに
顔色悪すぎない?とりあえず救護室に
連れていかないと。」
祐希さんが俺を抱き上げるすると
「へ…血?藍…ってもしかして… 」
祐希さんにそう言われている事に
俺は気づいていない。
そして救護室で
「ん…んんっ…あれ…ここ…」
「起きた?藍体育館で倒れたんだよ?」
「あ、そ、そうでしたね…」
俺が軽く微笑むと祐希さん
は真剣な 表情で口を開いた
「藍…聞かれたくないかもなんだけど…
藍って、生理男子だったりする…?」
突然の祐希さんの質問に頭が
真っ白になり 咄嗟に涙が溢れた。
「あ…嘘っ…バレてもうた…あかん…
引かれる?祐希さん…お願いですから…
引かんでください… !! 」
俺が泣きながらそう言うと
祐希さんに 抱きしめられる
「祐希さん…?」
「引かないよ、ただ確認したかっただけ。」
「だから、泣かないで?藍?」
祐希さんが俺の目から溢れる涙を掬いそう言う
「祐…希さん…うぅっ…ありがとう
ございます…受け入れて…くれて…」
「ううん…いいんだよ…どんな身体でも
藍は藍だし、好きな事に変わりはないしね?」
「はいっ…って、え…?好き…?」
突然の祐希さんからの好きという
言葉に思わず反応してしまうすると
「うん、ずっと…ずっと…藍が代表に
招集された日 から 藍の事が好きだった…」
「祐希さん…///」
祐希さんからの告白に顔に熱が
集まる感覚を 覚える。
「きっと、急に言ったから戸惑った
だろうからゆっくり考えて欲しいな? 」
「俺と付き合う事…///」
「祐希さんと付き合う…///?」
「うん…///藍がいいなら…///藍の恋人に
なりたい…///藍の事そばで支えたい…///」
「祐希さん…///こちらこそこんな俺で いい
なら恋人としてよろしく お願いします…///」
「藍…!いいの?」
「はい…///」
そしてこの日俺は祐希さんと
付き合う事になった。
コメント
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続きが気になります‥♡ この設定読めるのとても楽しみにしていました♡