つめつめ×3
⚠️嘔吐
⚠️微エロ
時は冬戦争末期
俺はフィンランドに今後の冬戦争についての会議をしようと持ち掛けた
まあ、こないだろうと思っていたが意外にも来てくれた
だが、目の前の彼は俺に物凄い殺気を向けている
腰には短刀3本上着で隠れているが銃が2本あるな
今の戦況ではフィンランドの敗戦は濃厚
俺はフィンランドに降伏の意思がないか問うてみたが彼は否定の意思を示した
つまり、俺はここでこいつを仕留めなければならないらしい
今日の会議は降伏の意思を確かめるだけの予定
さて、どうやって殺そうか
生憎ながら、今俺は武器を所持していない
取りに行けばあるがそんなことをしたらこちらもただではすまなくなるだろう
ならば、彼に殺気を悟られず殺す方法は?
毒殺?
だが、今は国を殺せる程強い毒は持っていない
でも、赤剤ならある
どこの国かは忘れたが昔俺の国に赤剤を使っているやつがいたな
死亡率は高くないが戦闘不能状態まで連れて行けるならとどめは俺が刺せばいい
ソ連「飯食わせてやるよ」
そう言うとフィンランドは、何言ってんだこいつとでも言いたげに俺を睨みつけてくる
フィン「気でも狂ったか?」
でも、彼の国は今食糧危機
腹は相当減っているだろう
我が祖国の為ひいては国際連合加盟国の国々の為
『力による一方的な現状変更を許容しない安全保障環境を創出する』
それが我が国の誇る自衛隊の姿
日本国の化身である私は、この日本国の為命を散らしてきた方々に敬意を表し、2000年以上守ってきた我が国
栄誉ある我が国を守る為、日々鍛錬を妥協せず積み重ねる。
その為ならば、1度我が国を滅ぼしかけた国であろうと技術を学ぶのが国を守るということ。
軍事力世界1位のアメリカ。
その化身であるアメリカさんに本日は直々に防衛方法や訓練法を教えて頂く。
「hello Japan!nice to meet you.」
「hello nice to meet you too.」
戦後初めて社務的なこと以外で話した。
日英同盟の際に猛勉強した英語、アメリカさんのとこの英語とは少し違うから戦後また猛勉強した。
「ん〜やっぱまずは防衛法だよな!」
「日本語しゃべれるんですか?」
「そりゃぁ、同盟国だし。俺に合わせてもらうのも悪いからな!」
アメリカさんは意外にもこちらに配慮をしてくれる。
「ありがとうございます。」
「気にすんな!」
陽気そうに言ってくるアメリカさんのサングラスに自分の顔が映る。
「とりあえず、走るか!何事も体力は大事だからな!」
「はい。」
「おい、空。あと、1時間で出るぞ。」
「わかった、、準備してくるね。」
そう、言いながら振り返り海兄ちゃんに笑みを見せる。
小走りで自室まで帰り、少し乱れた息を整える。
かけてあった戦闘服を取り出し、腕を足を一本一本通す。
今から、人を殺しに征くんだ。
初めて爆弾を落としたときから、僕は人殺しなんだと誰かにずっと言われている気がしてた心臓が痛い。
「ヒュッ ぁはぁッスッはぁッスッ」
嫌なことを考えて過呼吸になってしまう。
棚の上にある薬を掴み手のひらに一気に出し、それを流し込むように口の中に突っ込む。
「んク、んク、、オェ゛オェ゛ウェ゛ヴェ」
飲もうとしたけど、今は水も貴重。
上手く飲めなくて吐き出してしまう。
比較的安い値段で仕入れれたとはいえ、吐いたのは申し訳ない、、。
少し過呼吸になりながらも薬の瓶をポケットに入れ、今日使う戦闘機へと向かう。
機体の前まで来るとそっと近づき、体重をかける。
「ヒュッはぁスッはぁ、、大丈夫だいじょうぶ」
大丈夫、大丈夫
そう、この恐怖ともなんか違う感覚から逃げんと念じ続ける。
「空。」
低い声、それでいて圧などが一切含まれない安心できる声が耳を撫でる。
「海、兄ちゃん、、、ヒュッ」
息が上手く吸えなくて、視界がぼやける。
「大丈夫か?」
僕を憐れむように言ってくる海兄ちゃん。
「海兄ちゃん、、今日も、飲ませて、、、欲しい」
ポケットからそっと薬を取り出し海兄ちゃんにお願いする。
「そろそろ1人で飲めるようになれよな。」
そう言いながらも、自分の口に薬を入れ顔を近づける。
「ぅん、ぐ、、ちゅんむ
終わり!
中々書く気になれないのが最近の悩み。
今回は展開は思いついてるのに書く気になれなくて没になったものたちの没集です!
じゃ!
コメント
2件
いや、、、本当に素晴らしい‼︎(ハラショー‼︎)先を読みたくなる展開が良くもそこまで思いつけるのが凄いです!人物の個性が引きでていてとても良いです!!!!!