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遥

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80 - ランチ-1-

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2025年02月23日

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夕「さ、ここで話しててもなんだし、移動しよう!

今日のお昼ご飯はイタリアンです!ごめんね蒼くん」


蒼「全然、慣れてるから平気だよ、店調べてくれてありがとね、長谷川さん」


夕「あれ?てか蒼くんて私のこと苗字呼び?夕海でいいよ〜」


蒼「じゃ、夕海ちゃんで」


みんなで夕海の案内に従って駅構内を歩く。

ほらー、振り向いてるよ、女の人。やっぱ目立つんだってこの双子。


駅のエスカレーターに乗り、歩道へ下る。

その道をまっすぐ行って、右に曲がる。細道の途中に夕海が予約してくれた店があった 。


赤い看板。中は薄暗い中におしゃれなライトが光っている。


夕「ここ!さ、入ろ入ろー」


予約した長谷川です、と男性スタッフさんと話してる夕海。

男性スタッフさん、夕海のことめっちゃ見てる。そりゃね、かわいいもんね、夕海。わかるよ。


こちらです、と案内された席は半個室。

とは言ってもかなりしっかり区切られてて、プライベート空間は守られるような構造。



私の隣に夕海、向かいに蒼くんと雪くんが座る。


メニューをスタッフさんが置いて行って、4人だけになった。


蒼「まず食べるものと飲み物決めようか」


私と夕海にメニューを向けてくれて、先に決めさせてくれる。


雪くんはおしぼりをそれぞれ配って「荷物大丈夫?」って聞いてくれる。


さりげないレディファースト。さりげない気遣い。

本人たちは無意識に、当然のようにやってるのかもしれないけど。


こりゃモテますわ。奥さん。


夕「はるちゃん決めた?2人が待ってるよ」


あ、すまんすまん。今決める。

メニューの文字を目でなぞる。




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