私の元相棒の中原中也が汚濁を使ったらしい、私が居ないというのに使う等普通ではあり得ない。自殺でもする気なのかな、、、だったら私と心中してくれれば善いのに、、、若し森さんが云ってやったんだったらブチ殺してやろう。色々思いながら森さんが云っていた場所へ向かう。嫌いな奴なら放って置けっていう話なんだけど未だ、忠実メイドにしていないからね逃げられたら困るのだよ。しかも私の狗だし逃げるなんて許さないから‼︎そう1人でブツブツ云っていると指定の場所に着いた。其処は人気の無い唯の塵置き場だった。中也も居ないし。本当何なの?巫山戯無いで欲しい。
取り敢えずポートマフィアの本拠地へ向かった。本拠地へ向かうと割とすんなりビルに入れたので久しぶりに森さんに会いに行ってみる事にした。私だって親孝行の1つや2つするのだよ⁈
ノックも挨拶もせずに堂々と森さんが居るであろう部屋に入った。矢っ張りか、其処に森さんと毛布を頭迄被っている人がいた。独特の雰囲気で中也だと判ったが毛布を被っているので中也の顔はよく分からない。森さんが来るのをまるで知っていたかのように「太宰君マフィアに戻る気になったのかね?」と気味悪く笑う。「首領。」と森さんの前でも私に会ったら噛みついてくる中也が大人しく云ったのを不思議に思っていると森さんが「中也君の異能がね、、、少し可笑しく成ってしまってね」と、中也の異能が可笑しくなる?如何言う事?そもそも何故中也が姿を見せないの?思った侭「如何言う事?」と少し怒りを込めた声で云う。森さんは私に怯む事無くこう続けた。「前に中也君が汚濁を使ったでしょ?其の時に止めるのが少し遅かったみたいなんだよねぇ」と、私が止めるのが遅かった?私の所為?否、中也が汚濁を使ったのはかなり前だし、その時や今迄は大丈夫だったのに何故?等と私が考えている時にも森さんは続ける。「最近汚濁を使う機会が多くなって来たと思うんだよねぇ。其の後遺症か何かなのかな?」私に聞いても判るとでも思っているのか期待した目で見てくる。大体中也の様子も目で見ていないのに判るはずがないので少し弄ってやろうと思って思い切って布団を中也から取り上げた。
次回、中也は如何成ってしまったのか⁉︎
首領の決断とは⁉︎
最終話 「姿は」
コメント
18件
あの,さっき投稿したのは3話なので下書きに置きました。ミスってごめんなさい。 リクエスト、ネタガチで募集中なのでよろしくお願いします。