変わりたいあの子と

神崎広巳

顔をあげた。

純一さん…

違うだろ！お前と兄弟なんて信じられない！。

親父を刺したのも、

俺の父と兄弟でも養子に出したよな！…

広巳聞いてるのか！…

お前つきあってる彼女と結婚するのかよ？、

まだ考えてない…

純一さん？

あずさ

あ？君？。

純一さん、ごめんなさい私と咲と入れ代わったのよ。

何？秋川咲さんって社長でしょ？…

そうよ私ねぇ社長として彼女と政略結婚、

純一さん早くこの人殺してよ！…

…あずさ殺せって、俺の弟だ！…

え？…

なんでよ！進藤恵麻もろくに殺せないで！…

栗田～

お嬢様～

カチッ

引き金を引いた栗田が

彼女の頭にピストンをあてた。

何するのよ！…

お前の叔母もろくに殺せないでいつまで待たせるんだって…

小島鮎美が見えた…

ほっとしてたら。ねぇ…

あずさ？早く死になさいよ！…

社長の座は私がするから。姉は姉でお金ばらまいてる。父親代わりの黒木さんまで

金、金、

咲が亡くなったら会社潰れるわよね笑っ

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咲に毒、青酸カリを含ませた…

鮎美叔母？…

ほんとなの？…咲を殺したのねぇ…

人でなし！…

うるさい！あなたが咲と仲良すぎるから。

この女…

やめろ！、内輪もめしてどうするんだ！。

バタン！

誰？…

鮎美さん？…

え？…神崎さん…

今の話…

聞かれた…

お願い…

広巳迄誘拐されたっていうから

親父…助けてくれ！

警察だ！…

純一さん逃げて！…

違うだろ。鮎美さん…

ナイフを持ち、

広巳さんの喉までナイフをあてた

あずさ？…

あなたがいけないのよ！…

誕生日の日に私の部屋で飲んだから休ませて欲しいって…

私のドレッサーの引き出しを開けたのよね？…

毒薬、青酸カリを見つけた…

嘘ばかり言わないでよね！…

婦警と警官が帽子をとった。

あ？明人と桜さん…

加納刑事、優木刑事聞こえました？…

今の話本当だったのか…

お人形…

この声の張本人、

お母さん、咲さんのお母さんが昔声優してたって聞かされた。

鮎美…

義姉さん…

何がお金ばらまいてるって！それはあなたがしてきたのよ！。咲を利用してきた。あの子は

会社を大きくさせたのよ！…

馬鹿呼ばわりされてた方がいいわよ！。

咲はあなたに慕ってきたわ！…それなのに。あずさ？…お母さんが泣いてたわよ！…

わあっぁ…

優木刑事が

津村あずさと鮎美さんを逮捕した！…

広巳さん…

広巳！

サンキュー…

口封じするまで出さないって！

どうゆうこと？…

進藤恵麻の親父さんにも見られたって

刺したのは？…

兄だ…

純一さんが？…刺したの

違う。叔母の小島鮎美だ…

恵麻さんが聞いてた。

私は広巳さんをかくまったのよ！…

この女たち…父を殺そうとしたのね！…

恵麻さん～

広巳さん…ごめんね…

姉の美穂があなたを殺そうとしたのよ！…ごめんなさい！…

道路に押した。

…あの時、男だと思った…

桜さんが見たのは姉の美穂。

進藤美穂が逮捕された…

どいつもこいつも…紛らわしい事するんだ…恵麻が神崎広巳に惚れてた。でも津村あずさとつきあったが私の他に探ってた人がいた。

橘純一、父、揉めたのよ！…

それなら神崎の父より息子を殺そうと思った…

秋川の会社が大きくなったせいよね…でも私ねぇ咲が、

口座を保管した個人の金庫にしまった。それを皆狙ったわ！…

どれだけ、几帳面で計算高い女だと思わなかった。

咲さんが社長してた。

金庫開けました！…

彼女の遺言状、遺書、

…

お母さん？…

良いですよ。あの子は意思が強かった。