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私は何処にでも居るような女子高生です
ただ少しだけ周りの子とは違います
それは……
「🌼~」
「🌼~♡迎えに来たよ~」
この2人です
この2人は梵天という組織の幹部だそう
遡ること1ヶ月前…
私は塾からの帰宅途中だった
「はぁ…今日は遅くなっちゃったな…」
そんなことを呟きながら家に向かっていた
「こんばんわ~」
私の知り合いでは絶対に無いようなスタイルが良く、イケメンな七三分けのお兄さんに声をかけられる
「こ、こんばんわ…」
誰だろ…そう思いながらも挨拶を返す
危ない人かも知れない
そう思うととても怖くなりで、では…と会釈をして足早にその場を立ち去ろうとする
「待ってよ~♡」
そう言われるが止まるなんて出来るはずも無く
「ね~聞こえてるでしょ?♡」
言われるのと同時に手首を掴まれる
「ひぇ……」
力は少し強く振りほどくことは不可能だと思った
「なんで無視したの?お兄さん傷ついちゃうな~?♡」
冗談混じりに笑いながら私を壁に寄せる
「あ、あの……な、なんの用ですか…?」
勇気を振り絞りお兄さんに問う
「ん~?特に用事は無いんだけどね~♡」
用事が無いのに何故初対面の女子高生にこんな事をするんだろ…
そんなことを思うが怖くて口にはできない
「兄貴!!」
少し怒った表情で駆け寄ってきたのは同じくスタイルが良くイケメンなウルフカットのお兄さんだった
兄貴…この人のことだろうか…
そう思いながら私に壁ドンしているお兄さんを見る
目が合いお兄さんはにこっと笑った
私はぱっと目を逸らす
なんだか顔が熱い……
「ほら兄ちゃん離れろ!怖がってんだろ」
怒りながら私から七三分けのお兄さんを引き離す
「あー…大丈夫だった?」
心配そうに腰をかがめ視線を合わせる
「は、はい…大丈夫です…」
私は視線を逸らし大丈夫と言うことを伝える
「そっか、ごめんな?」
「は、はい…あの、私帰りますね…」
「おう、気をつけて帰れよ」
そう言うとウルフカットのお兄さんは手を振ってくれた
「またね~♡」
私は2人に向けて会釈をして歩き出す
七三分けのお兄さんは怖かったけどウルフカットのお兄さんはいい人なのかな…
さっきの人達のことを考えながら無事に帰宅した
あれから1ヶ月
私はずっと付き纏われている
なんで私のことなんて相手にするんだろ…
あれから名前を教えてくれた
七三分けのお兄さんは蘭さん
ウルフカットのお兄さんは竜胆さんと言うらしい
2人は元六本木のカリスマで今は反社さんらしい
「あ、あの…お迎えありがとうございます
でも大丈夫です。お気持ちだけ貰っておきますね」
「そっか~♡」
蘭さんはにこにこしながら言うと私をひょいと持ち上げる
こ、これは…お姫様だっこというものでしょうか……
「お、降ろしてください!」
「却下♡」
そう答えると私を強引に車に乗せる
何処に向かってるかも分からない車の中
竜胆さんと蘭さんに挟まれ小さくなっていた
ごめんなさい飽きました()
実はこれ作り直しなんですよ…(誰得情報)
好評なら続き書きます!
❤良ければお願いします