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君だけ、特別

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君だけ、特別

5 - お前の言葉でしか、俺は満たされへん

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2025年06月23日

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最近、康二はファンに言われる。


「最近、雰囲気変わったよね?」

「なんか色気増した!」

「大人っぽくなった!」


──自分では、よくわからない。

でもその裏で、康二の中には確実に“誰か”がいる。


深澤辰哉。


連絡が来ない日は、落ち着かない。

電話が鳴れば、すぐ出てしまう。

会える時間ができると、スケジュールよりも優先したくなる。


──これって、恋?


いや、もうそんな単純なもんじゃない。


🧡「ふか」


今日も彼の部屋。少し照明を落とした空間。

深澤はソファで脚を組んで、康二を待っていた。


💜‪「おかえり、康二。今日は、俺のことどれくらい考えてた?」


🧡「……朝からずっと。目ぇ覚めた瞬間から」


💜‪「それは良い子」


優しく頭を撫でられる。

なぜか、それだけで全身が痺れるほど嬉しい。


🧡「今日、ファンに言われてん。“雰囲気変わった”って。…ふかのせいやで?」


💜‪「“おかげ”でしょ?」


🧡「……せやな。

──ふかさんに、褒めてもらわんと、俺、自分に自信持てへんわ」


💜‪「……」


深澤は、ふと手を止めて、康二の顎を持ち上げた。


💜‪「……康二。君、もう俺なしじゃダメだね?」


🧡「……うん。あかん。

お前の声聞かんと、落ち着かへん。

お前の言葉でしか、俺、満たされへん」


💜‪「……いい子」


微笑んだ深澤の目には、ほんの一瞬、何か狂気じみた熱が宿っていた。


🧡「だったら、君を俺だけのものにしちゃおうか──最後に、ちゃんと“形”で」


康二はその言葉の意味をまだ知らなかった。


でも、もうすべてを預ける覚悟だけは、できていた。



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