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「友達とこの絶望の世界で楽しく生きたい」
それは最初確かに小さな願いだったでも日が経つにつれてその願いは大きくなっていた。ずっと楽しくは無理でも思い出お作りたい!ずっとそれを覚えていてほしい。そう思った時にはすでに
「ねぇどこか落ち着いたとこ行かない?」
そう声を掛けていた。こんなに思いは大きいのに心ではもし断られて嫌われたらなんて考えてしまう僕を察したのか、本当に行きたかったのかはわからないけど君は、
「うん!行こう!」
そう快諾してくれた。あぁ、なんて優しいんだ、本当に嬉しい。でも少し不安だったみたいで、すぐにこんな質問をしてきた。
「でも、安全な場所なんてあるの?」
「もしかして、少し不安?」
「うん、ちょっとね、」
それもそうだ。過去に世界中を巻き込んだ事件のせいで何処もかしこもみんな荒廃した。それも落ち着いた場所なんてないと思うほどに、
「でも、安心して、いい所を見つけたんだ」
「いい所?」
「嗚呼、とても良いとこだよ」
こんな誘いをするくらいだ、知っているに決まってる、そう思ったが、立場が逆ならきっと同じことを聞くだろう。僕も初めて行った時は同じ気持ちだったからね。
「さあ、行こうか」
「そうだね」
まあ落ち着いたとはいえ凄く荒廃した都市のような場所だけどね、本当、まるでゾンビパニックだよ。
「ねぇ彩花、」
「どうしたの、雪ちゃん」
「一緒に来れて良かった」
「まだ着いてないでしょ、」
「そうだけど、」
「でも私のこと誘ってくれて嬉しかった」
その言葉を聞いた瞬間私は、まるで神から救われたような気分だった、何故かって?それが僕の人生で初めて言われた言葉だからさ、
「ありがとう」なんて僕には勿体無いくらいだ、
「着いたよ、ちょっとボロいけどゆっくり出来るんだ」
「こんなとこ近くにあったんだ。」
「まあ,少し入り組んでるのでからね」
そんな言葉も気にせず、君は目を輝かせていた。
「そんな顔しなくても。」
「だって、本当に素敵な場所だもの」
「気に入ってくれて、本当に良かったよ」
(本当に素敵な思い出になりそうだ。)
その後僕たちは時間も忘れて、思い出話に花を咲かせていた。
「それでね、その子、牛乳の飲みすぎで、鼻から牛乳が出ちゃったの!」
「あはは!彼またそんな事してたんだ」
「そう!先生もいい加減にしろって怒ってて」
「ほんと、変わんないよね、彼」
そんな楽しい時間も終わりを迎え僕らは帰ることになった。
「あ〜!楽しかった!」
「気に言ってくれて、良かったよ。」
僕は、彩花の前に出て、話した。
「ねえ、これからも毎日、楽しい思い出を作ろうよ!」
「毎日?」
「そう毎日さ、一日一日を楽しい思い出にするんだ!」
…………………………
そんな夢見たいな提案をされたら快諾するに決まってる!
「うん!僕もそうした、
ドズッッッッ!!!!!
(へ、、、)